金沢に暮らし始めて40数年.。この街で「見たものは、見た」。最近は「軒端に冬の山晴れて見ゆ」って心境に。
金沢暮らしの日々 ~努力は時々 報われる~
居酒屋の矜持、庶民の胃袋を支え続ける
久しぶりに、この店の暖簾をくぐる。学生時代から通っているこの店、まん延防止等重点措置の下、席数を絞り、アクリル板を置き、酒は20時までにしている。
おでんとナマコを注文。何も言わなくても、紅葉おろし抜きでナマコ酢がでてくる。いい店だ、
あとから入店のお兄さん、「海鮮丼お願いします」と第1声。ほどなく出てきたのは「海鮮丼の定食」。店のスタッフは「お飲み物は?」なんて聞かない。このお兄さんは、いつも晩御飯を食べに来てるんだな。
カウンターに右端には、焼きそばをおいしそうに食べているおじさん。
このコロナ下、休業して協力金をもらたほうがいいという考え方もあるだろう。でも、店のスタッフの雇用と、「晩飯難民」のおじさんはじめ、食事をメインの客のため、店を開けつづけなくっちゃ、と考えてるんだろう。
それもまた「居酒屋の矜持」だろうな。そんな店、好きだな、
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