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居酒屋の矜持、庶民の胃袋を支え続ける



 久しぶりに、この店の暖簾をくぐる。学生時代から通っているこの店、まん延防止等重点措置の下、席数を絞り、アクリル板を置き、酒は20時までにしている。

 おでんとナマコを注文。何も言わなくても、紅葉おろし抜きでナマコ酢がでてくる。いい店だ、

 あとから入店のお兄さん、「海鮮丼お願いします」と第1声。ほどなく出てきたのは「海鮮丼の定食」。店のスタッフは「お飲み物は?」なんて聞かない。このお兄さんは、いつも晩御飯を食べに来てるんだな。

 カウンターに右端には、焼きそばをおいしそうに食べているおじさん。

 このコロナ下、休業して協力金をもらたほうがいいという考え方もあるだろう。でも、店のスタッフの雇用と、「晩飯難民」のおじさんはじめ、食事をメインの客のため、店を開けつづけなくっちゃ、と考えてるんだろう。

 それもまた「居酒屋の矜持」だろうな。そんな店、好きだな、















 
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