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長町1丁目界隈 ~ 創作和食的な料理『せい月』



 長町にこのような店があることは以前から承知していましたが、場所がいまひとつわからなかったのです。しかし先日、オヨヨ書林さんに伺った後、聖隷病院周辺をふらふらと歩いている際に発見。店自体が道路に面していないので、どうりでこれでは車で走っていてもわからないはず。

 という事で、さっそく予約して初入店。玄関の暖簾をくぐると、着物姿の女将さんが正座して待っていてくださいました。いったい何分前からここで待機されていたんでしょうか?。渋い庭を右手に見ながら細い廊下を進み部屋に通されました。庭は「日本庭園」というより古い民家にあるような懐かしい「民家の庭」です。別にライトアップされているわけではないので、夜は全体像はよくわかりませんが、上品なその趣は伝わってきます。

 お部屋はお座敷ですが、テーブルに椅子です。これ腰や膝が痛くならなくてナイスです。本日のお品書きが、僕らの名まえ入りで、テーブルにセットされていました。夜の部の懐石料理は 5000円、7000円、10000円の3種類です。この日は1万円のコースをお願いしていました。

 1先附 2前菜 3吸物 4造里 5蒸物 6焼物 7皿物 8酢物 9飯物 10香物 11留椀 12果物 とオーソドックスに見た目も鮮やかな料理が順次供されます。メニューの構成はオーソドックスですが、個々の料理の内容は、創作和食的です。和洋折衷的なというか。でも嫌味はありませんし、おいしくいただきました。しかし酒を飲みすぎたためか 7番皿物(ホタテのレモンソテー)あたりからはもうお腹一杯状態です。たぶん10000円コースは 食材のクオリティーが上がるのではなく、単に品数が増えるだけだと思います。なので7000円コースでも十分満足できるのではと思いました。

 唯一残念なのは、隣の座敷の「定年退職者送別会御一行様」とは、襖一枚隔てているだけなので、 ぎゃはは、 ">がっはってはあ~ の大声を聞かされながら食事をしなければならなかったのが、返す返すも残念でしたす。でもこれ、店の責任ではありません。隣の部屋にいる客に配慮することに思い至らないおじさま集団の悲しさですね。 

 店の接客も ヘンにベトベトせず、問えば親切に答えてくれるという、あっさり接客が好感持てました。

 お代は 季節の懐石×2 + 1合銚子×5で 〆て26500円でした。ご馳走様でした。



↓この襖の向こうの団体さんが・・・・




あすの日曜日 ブログおやすみします










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