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森山2丁目界隈~寿司屋はこうであってほしい @ 『恵比須寿し』

 


 森山北の交差点あたりに この『恵比須寿し』があります。確か昨年の花見の頃に職場の同僚3人で来たような記憶がありますが、しこたま酔った状態で入店したので 記憶が定かではありません。でも、カウンター席が超満員だったように覚えています。

 で、1年ぶり(たぶん)に寄りました。この日は、会社でいろいろと嫌なことが重なり、このまま家に直行したくないな~ どこか寄り道したいなあ~でも騒がしいところは嫌やな~と思ってたんです。「うん そうや 恵比須寿しや~」とひらめいて 踵を返していってきました。

  店内に入ると、先客はカウンターにご老人は1名のみ。いや~理想どうりの展開です。あいかわらずイケメンの大将です。瓶ビールと さわらと生げそを切ってもらいましょうか。すかさず女将さんお手製の漬物が出てきます。ピリ辛胡瓜はちょっと苦手ですが、レモンを効かせた蕪の漬物はいい塩梅です。酒が進みます。

 先客のご老人は早々に帰路につき、小生の貸し切り状態に。大将と「差し」でいろいろお話しさせてもらいました。町の寿司屋のだいご味って 大将や女将さんとの会話ですよね。東京での修行時代のこと、先代の大将のこと、森山界隈の移り変わりのこと、・・・

 超有名店の芸術家然とした店主が握った寿司を、恭しく頂くってのも、ダメとは言わないけど、それはやっぱりちょっとねえ~。この店の大将は「こんな古くて汚い店、女子は来ないですね。女子が来ないと男子も来ないですねえ」と笑っていますが、逆にそこがいいんじゃないですか。

 この寿司屋、僕が学校を出て就職したころ、アパートが近くにあったので本当によく来ていました。そのころはもちろん先代でしたが。そのころと店の外も中も 全く何も変わっていません。そういう店 いいなあ。

 もう40年近く前、就職した息子の様子を見に来ようと郷里から両親がやってきて、ホテルなどというところに泊まるのは性に合わないということで、僕のアパートで3人でごろ寝しました。晩飯はこの『恵比須寿し』へ。奥のお座敷ではなく、カウンターの後ろの小上がり席で 親子3人で刺身と寿司を頂きました。いや~おいしかった。 

 その父も20年以上前に他界。ふたたびこの店で一緒に寿司で飲むことはないけど、今でもこの店に来ると、美味そうに酒を飲んでいる父に会えるような気がします。

この日は
  瓶ビール✕1
  熱燗2合✕1
  さわら、生げそ、バイガイの刺身
  赤貝握り✕2
  鉄火  ✕1 
 で〆て5200円でした。 ごちそう様!!

 店の近くに4台分駐車場があるとのこと。これは重要情報を入手しました、今度は、仕事の帰りに車で来て、代行で変えることにしましょうね。

 

 

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