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Dear Old Stockholm @ jutta hipp 

 

 

 高校生の時、JAZZに凝ってた時期があった。凝ってたというより背伸びをしていただけなのかもしれない。高校のクラスには、Hさんと言う二十歳を過ぎている同級生がいた。

 

 住んでいたのは西日本の寂れた地方都市であったが、それでも駅前のビルの3Fに、ジャズ喫茶があった。その名も「Satin Doll」。そのHさんがよく連れて行ってくれた。何を飲んだか食べたか、全く覚えていない。

 

 そうするうちにFMラジオでJAZZを聴くことが増えた。その中で「○○〇のストックホルム」と言う曲が、その憂いに満ちたメロディーともにこの50年近く、心に引っかかっていた。曲名が「哀愁のストックホルム」なのか「思い出のストックホルム」なのか「懐かしのストックホルム」なのか、分からないまま、幾年月。。。、

 

 ところが、持つべきものは親友でありまして、先日「これ、車のラジオから流れたきたJAZZだけど、とっても気に入ったので、早速amazonで買った」と言ってCDを持ってきてくれた。

 

 それが、冒頭写真。演奏はユタ・ヒップと言うドイツ出身のジャズピアニスト。流れてきた曲はまさに、あの曲だった。高校の時FMラジオで聴いたのはおそらく別の演奏家だったと思うけど、この曲に間違いはない。

 

 「ジャズに名曲無し、名演奏あるのみ」ってよく言うけど、この演奏を聴くと、そのプレイヤーの人生がにじみ出ているもんだというのがよくわかるよね。

 

Dear Old Stockholm (Live At The Hickory House,1956)

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