金沢に暮らし始めて40数年.。この街で「見たものは、見た」。最近は「軒端に冬の山晴れて見ゆ」って心境に。
金沢暮らしの日々 ~努力は時々 報われる~
50年後も きっと読み継がれる「むのたけじ」
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世の中は「大量生産 大量消費 大量廃棄」だけど、それは出版界においても例外ではないね。本屋さんに行けば、大量の新刊本が平積みされ、それが短いサイクルで 次々と入れ替わってゆく。
僕も本を読むのは好きで、年間100冊は読んでいた時期もあったけど、最近は、新刊本はほとんど買わず、自室の本棚にある以前読んだ本を取り出しては読み返している。
すると、最初に読んだときはよく理解できなかった内容も、「なるほどそうだったのか」と思うことも少なくなく、著者の言いたいことが、ようやくわかるようになることもある。
誰しも 好きな音楽はそれこそ何百回と繰り返し聴くのが普通だし、映画やドラマだって、名作といわれるものは、同じものを何度か見るでしょう。 でも、本に限って言えば、1回読んだら2回読む人はあんまりいないのが不思議だね。
なんで最近本を買わなくなったかというと、「この本、50年後も読まれているだろうか」と」自問し、「YES」と自分で思うものだけ買うようになったから。
毎年、星の数ほど本は出版されるが、50年後も読み継がれる本は、おそらく0.0001%だろうね。でも、そういう本は、自分の専門外の本であっても、自分の考えとは正反対の思想であっても、また文学作品であっても、間違いなく、いい本、読めば血となり肉となる中身の本だと思う。
むのたけじさんの一連の著作は 確実にそういう本だと思うよ。
↓ 詞集たいまつシリーズ 別に詩集じゃないよ
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↓ むのさんの新刊
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