金沢に暮らし始めて40数年.。この街で「見たものは、見た」。最近は「軒端に冬の山晴れて見ゆ」って心境に。
金沢暮らしの日々 ~努力は時々 報われる~
野々市本町界隈 ~ いい感じの寿司居酒屋 @『すし追』
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野々市の大通りの野々市フォルテのある当たりの「市民会館前」の交差点、ファミリーマート」と「100均セレナ」の間を入って左手にあります。そのまま直進すると ベトナム料理の「ムサク」の交差点となります。車は、店の前の広い駐車場に「すし追」専用スペースがあります。白線1区画ごとに、フェンスに「す」「し」「お」「い」と大文字のプレートで表示してます。
平日の夜に初入店しました。店内は右手にL字型の7人掛けのカウンターと板場、左手はロールカーテンで区切れるテーブル席。若々しい大将と、プロフェッショナルスマイル炸裂の内儀さん(なのかな)で切り盛りされています。
先客はシニア世代のカップル2組と、遅れて入店の年配男性一人(先客とお知り合いの様です)でした。僕らふくめて7席のカウンターはすべて埋まりました。今宵の客の平均年齢は62歳くらいでしょうか(笑)。先客はみな「裕福層」っぽい立ち振る舞いの皆様でした。否が応でも聞こえてくるその会話は、かなりスノッブな内容。でも嫌味な感じはありません。むしろこの店の雰囲気には、その方が似合っています。
じゃ、まずは満寿泉の純米2合と刺し盛りをお願いしましょうか。ほどなく出てきた刺身は、趣味のいい陶器の平皿に7~8品盛り込まれていますが、盛り付け方が。正月の「福笑い」みたいなのは、ご愛敬ですね。寿司屋の刺し盛はこんな感じでいいと思います。何気に奥を見ると、なかなかよさげな酒肴メニューが黒板にずらりと表示されています。
ひと渡り飲んで食べて、じゃそろそろ〆めに寿司にしましょう。夜の部のにぎり寿司は、3800円と5000円がありましたので、3800円のを1人前お願いしました。1人前だけど12貫あります。われわれシニア世代としてはそれで充分です。
寿司は「いずれも醤油をつけないでお召し上がりください」とのことでした。まあ 今の流行りのスタイルですね。シャリの酢の混ざり具合がまばらに感じました。それゆえ口の中で、「タネ」「ごはん」「酢飯」の3種類の味を感じることになります。これ、ねらってそうしているのか、単にバランスにムラがあるだけなのか不明ですが、でもおいしい寿司であることは違いありませんん。
結局この日は 刺し盛、小肌刺し、このわたの茶椀蒸し、烏賊炙り焼き、もづく酢、握り寿司(12貫で3800円)、日本酒純米(満寿泉、黒龍、農口)を各2合の計6合、以上〆て15134円でした。なかなかいい店でしたね。「飲み」メインの「寿司居酒屋」として利用価値大ですね。
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