秘境という名の山村から(東祖谷)

にちにちこれこうにち 秘境奥祖谷(東祖谷山)

平家伝説に生きる人達

2006年08月11日 | Weblog
栗枝渡集落 土地の人たちはクルスドと呼ぶ 古い文書にはクリエダワタシと
出ている。
安徳帝が川を渡るに橋が無く、近くにあった栗の大木を切ってお渡りになった
ことがクリエダワタシからクリシドとなり、訛ってクルスドと呼ばれて集落の名と
なったという。

此処には安徳帝をお祀りした八幡神社があり追っ手の追及を逃れるため神社を建ててお墓にしたのでこの神社には鳥居がない。
そばにご火葬跡があり足を踏み入れてはならないと言われ、雪が決して積もらないと云われる、また伝説を裏付ける物があるだろうと一部の者が掘ると金の鶏を入れた入れ物が出てきたのでその保管をある兄弟に頼んだが兄弟が売り払ってしまった。
とその家の者たちは病気、事故に遭い死に絶えてしまったそうな。

ここにも素朴に生きる人達がいる。

寒峰(1605m)の登山口が奥にある。
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