自然の一瞬に耀く目映い命と輪廻は奥祖谷を徘徊するもよし
ひとり静かに酒を飲むもよし、輪廻は常なり、我もまた然り。
山々の木々は紅葉且散らんとする、静かに葉を落す小径を
思索して歩き、荒涼してゆく山を憂う。
山里は蕎麦の収穫が間じかに迫っている、人々は山々の装いにも目を凝らす
やがては、押し寄せてくる冬将軍にも備えることを忘れない。
枝枝に雑木紅葉の移りたる
注ぐほどに酒に紅葉に酔ひにけり
奥祖谷や秋深くして酒美味し
楚々として黄葉して早や散りしかな
燃ゆるもの漆紅葉の命かな
露霜の山道さくり歩きをり
友居りし紅葉且散る庵かな
末枯るる木々哀れなり山小径
ひとり静かに酒を飲むもよし、輪廻は常なり、我もまた然り。
山々の木々は紅葉且散らんとする、静かに葉を落す小径を
思索して歩き、荒涼してゆく山を憂う。
山里は蕎麦の収穫が間じかに迫っている、人々は山々の装いにも目を凝らす
やがては、押し寄せてくる冬将軍にも備えることを忘れない。
枝枝に雑木紅葉の移りたる
注ぐほどに酒に紅葉に酔ひにけり
奥祖谷や秋深くして酒美味し
楚々として黄葉して早や散りしかな
燃ゆるもの漆紅葉の命かな
露霜の山道さくり歩きをり
友居りし紅葉且散る庵かな
末枯るる木々哀れなり山小径