秘境という名の山村から(東祖谷)

にちにちこれこうにち 秘境奥祖谷(東祖谷山)

菜菜子の気ままにエッセイ(天国からの仕送り)

2011年03月22日 | Weblog
隣村の旧料金所を過ぎた、トンネルの手前に、
《が○く○屋》
と言う、骨○品屋さんがある。
公衆トイレの裏に、建ってあり、少々わかりにくい場所だけど、
知る人ぞ知る!
知らない人は、知らない!
そんな、骨○品店のご主人から、プチ糖尿病予備軍の、丸亀市に行ってしまった
バツイチ女子を経由して、私に届いたものがある…
天国からの、臨時ボーナス!

主人は、亡くなる半年前に、数点の古道具を、持ち込んでいた。

ご主人が、控えを私に、渡して下さっていた。
梅用瓶大
梅用瓶少
ちりき(滑車)
型抜き
ミシン
薬箱
丸のこ 大 丸のこ 中 丸のこ 少
火鉢 ばんじょう

主人が、持ち込んだ、古道具の数々。
きっと、お小遣稼ぎでもしようとして…
あの細い目尻を、さらに垂らしながら、
捕らぬタヌキの皮算用~?
で、ワクワクして、売れるのを待っていた、筈なんだ。

主人が亡くなってから、すぐに
梅用瓶が一個売れて、1200円が、封筒に入れられ、私に届いた。

そして、
四年が過ぎ、先日、二回目の、お金が届いた。
ミシン代金、3000円。
老眼の方々様~!
ゼロを、見間違えないで下さいねっ。
三千円ですよ。

……
……

私には、遣えないお金が、ある。
主人の財布に、キッチリ入ったままの、
主人の生前のままの、お小遣(〇万円)

そして、
1200円
3000円……。

主人が、ちまちまと、貯めた、お金だから、私には、遣えない。

遣わないなら、お金の意味ないから、
代わりに遣ってあげると、うし女の長女は、ケッケッケッと、笑うけど、
主人のお金は、遣えない。
たとえ、火事で燃えたり、水害で流されたとしても、
それは、それで、仕方ないこと…。

天国から、時々届く、仕送りは、
金額なんか、関係ない…
主人と繋がっていられる、唯一の温もりなんだ。
主人を、感じることが出来る、
唯一の時間なんだ…

合計、4200円。
やっぱり……

やっぱり……

超 少な~~い!

この貴重なお金を、
義援金に!!!

などとは、思わないっ……

義援金は、私が
必死で稼いだ、お金で、送るのだっ。

私も、この四年間…
ずっと
《ココロは被災》
していたもの…

ゴンが、逝ってしまってから、
めちゃくちゃ、拍車がかかったもの…

人生には、
色んな出来事が、ある。
私は、まだ、半分しか、書いてない…
と 言うか、
書けない位の、現実があった…

その度に
その現実を、乗り越える度に…

《優しく》
なれた…

そして…
《ココロ》
がくたびれたら、
ひと休み!
山登りと、おんなじだね。
休み過ぎたら、登れなくなる…
適度な、休憩が、難しいよね…

哀しみは、
必ず 癒されるよ…
時間の流れと…
誰かの
《温もり》
によって、
癒されていくから…

がんばろう!
みんなで
がんばろう!
※追伸
4200円を、どうやって、増やそうか…
10倍にしたい…
やっぱり、多い方がいい~
















コメント
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