菜菜子の気ままにエッセイ（補助金を熱く語れば入梅の候）

シトシトと 雨が降っています入梅の候。
去年とは 違ったキモチで 雨を眺めています。
きっと 歳を重ねながら、色んな老人達を観察しながら、あーでもない…こーでもない…
なんて、永遠に解けないパズルを解きながら、何でもなかったように、
呆気なく終わっていくんだろうな…などと、人生を見つめております。

都会の雑踏の中で生活している方々は、多分余分な景色や、情報に振り回されて
気がつかないまま、老人化するのでしょうが、（全ての人ではありませんが）
この緑と水と風の中で暮らしておりますと、シンプルに見えてくるものがあり
見え過ぎて、生きにくい時もあります。

空き家が、増えました。空き家が増えて、人口が減り、仕事も激減しているのに
やたらと豪華な箱物が立ち、指定管理料がある一定の方にのみ 莫大に流れ
若者を故郷に呼び戻す手立てには、全くなっていなくて。
（村おこし）って結局、役所の高給とりの方々から見れば、滑稽に見えているんだろうな…
と思います。

故郷の未来など考えなくても、担当になって熱く予算を語る、お役人。
補助金を与え、頭を下げられ、ケーブルテレビにちょこちょこ頭頂部を見せながら
偉くなったと勘違いしているみたいな？

企業のトップの方々も、お役人もそうなのよ。
その場所でしか通用しないのに、踏ん反り返る。
踏ん反り返りながら、お爺さんに なっていく。
どんなリーダーに巡り会えるかで、きっとみんな 人生が変わっていくんだろうな…
なんて思ってみる。

それにしても、血税が莫大に指定管理料に持って行かれ、ハイハイッとしか言えない
お役人には少し呆れてしまう。ええ加減にしてよ～！しっかりせえよっ！
と、かなりの村人が、怒っております。誰か？垢抜けたリーダーは、おりませんか～～
とここまで書いて、
……
……
テラオの兄さんから、電話がかかった。補助金に 怒り狂うワタシに 電話が かかった。

『あのね～』
「どしたん…？」
『補助金…貰えるんだよね～』
「誰が…？」
『活彩祖谷村が！』
「なっ…なんぼ…？」
『年間25万円っ～！』
え…と…
……
……
昨年末に政権交代で、発足した新政権は、緊急経済対策を 打ち出した。
そのうち、過疎対策として、「過疎集落等自立再生緊急対策事業」
※全国で15億円を実施することとなった。

本事業では地域において集落の活性化を目的として、活動している各種団体や
ＮＰＯの活動を支援することができることから、三好市でも積極的に
応募、申請していくこととした。

連携する団体

い〇りの会
コミュニティ〇谷
三好市観光協会
大〇危祖谷いってみる会
落〇重伝建保存会
ＮＰＯ法人ちい〇りトラフト
東〇谷18人会
活彩祖谷村
四〇雪合戦連盟

…補助金
２じゅう５万円
※2500万では ないよ～

補助金
とりあえず…貰うか…？
テラオの兄さんは、既に欲しいものが、あるらしい。
※嫁さんではないよ～嫁さんは、25万円では、売っておりません～！

『雪かきの機械、欲しいんだよね～』
と 言っておりました。
「何でも好きな物、買いないよ～」
優しく言う わたくし。注※自分のお金で、ないから

そこで 一句

『補助金は
忘れた頃に やってくる』

ありがとう。
お役人～様～！

草 々