奥祖谷冬点描 冬枯れの山里に歩いて 2014年12月01日 | Weblog 蕎麦の収穫が終わり、肥ぐろを細かく切って畑に撒く仕事が一段落すると 一息入れて冬支度に取り掛かる 集落を歩く度にしずかに、しずかに、ひとびとは冬支度に余念が無い ひとち、ひとつ、と家のまわりの、また畑の残材を片付けて燃やす 何時、雪が降っても慌てることが無いようにして冬を迎える 追はるるを慌てず老婦十二月 眺めやる庭の温もり焚火かな 透かし木や纏はり着きし冬日かな