秘境という名の山村から(東祖谷)

にちにちこれこうにち 秘境奥祖谷(東祖谷山)

奥祖谷夏点描 ぐずつく天候に翻弄されて

2015年07月20日 | Weblog


台風の直撃を受けながらも辛うじて被害を最小限に止めることが出来てほっとしている
台風一過で梅雨明けかと思われたが、そう簡単に事は運ばず、雨降りが続いている

落合集落の「ギネスに挑戦世界一流しソーメン」も国道沿い至るところに設置した不親切な
看板によって、県外から来た方たちには何のイベントなのか、なんの事なのかわからず
やたらに、多い同じ看板に不安がって、右往左往している人たちもいた
上から目線の威圧するような文句でなく、もっと判りやすい 適切な看板に出来なかったのだろうか

そのためかどうか知らないが、東祖谷の他の人たちでさえ、落合集落に入ると怒られるらしいと
思っているらしく、怖いからよう行かれせんとの言葉をいろんな人から聞いた
ぼくも、18日の設営と19日と落合集落をしたから最上部へと歩いて見て回ったが一種異様な雰囲気に
毒気に晒された思いであった、不快そのものだったなあ
ギネスに挑戦とは云え、なにか、土地の人たちそっちのけのイベントなのかな?と思った
結局のところ、東祖谷の人たちの楽しみなど考慮せず、むしろ、犠牲にして、ギネスに申請する
世界一の記録が欲しかったのかなあと思う、街の人たちが考える今流のやり方なのだろうなあ
あまり、感じの良いイベントのようには思われず、不快感いっぱいであった

この不快感とぐずつく天気を吹っ飛ばしてくれる夏本番が待ちどうしいなあ

後日の記事

http://travel.watch.impress.co.jp/docs/news/20150721_712493.html
の記事のなかで、
「“高低差世界一”については少々曖昧なことになっている。今回は「ギネス世界記録」への
申請は行なっていないため、あくまで世界流しそうめん協会が認定した結果となる。」

とあり、この記事を読む限りにおいては、最初から「ギネスに挑戦」して申請するつもりは無かったことに
なり、言葉のマジックにしてやられたということです
ある友人が「ギネスに申請するために認定員はいるのですか」と問いただしたところ、「認定員はいません」
とのことでした、認定者が居なければ申請出来ませんよね

そういうことで、最初から胡散臭いイベントだなと感じていたのですが
落合集落の人たちは「ギネスに申請して世界一になれる」と本気で信じていたのですがね
設営など80歳にもなろうというお年寄りまで、身体に鞭打って必死でがんばったのですがね
そういうお年寄りを翻弄して騙したも同然でしょうがね
落合集落の人たちはいっぱい食わされたということになりかねませんよね
街のひとには気をつけましょう

7月20日の徳島新聞には、「三好市はギネスに申請を検討している」と報じているが
ギネスに申請するには挑戦する以前に申請して許可を取り、現場に認定員が来場して
認定許可が出て、初めてギネスに正式に申請できるはずですから、前もっての申請もなし
認定員も居ないではギネスに申請出来ないのでしょうが、三好市も知らないのでしょうか
それとも、みんなが、言葉のマジックに引っかかって一杯食わされたのでしょうかね
別な言い方をすれば、コケにされたのでしょう、

















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