そう遠くない以前は道後村であった、市街の外れに位置することから
郊外は農村風景が彼方此方に点在する長閑な湯の町だ
湯の街の裏山は標高210-270の四国の道である瀬戸風峠を要して
風光明媚であり、眼下に湯の町、松山市街を、瀬戸内海を見渡せる
山の麓には名刹51番札所の石手寺や松山藩主の菩提寺の常信寺がある
石手寺周辺はミカン山が点在して春の花の匂い、初冬の黄色のみかんと
色鮮やかな風景となる
そのような、田舎風景のなかにわが家もあり、湯の町まで歩いて20分あまりだ
普段の散歩は石手寺から雑木林風景、ミカン山の野良仕事の人たちとの会話を
楽しみながら瀬戸風峠を通り反対側の湯の町へと下山して足湯でほっとして
石手寺に帰る周遊約7,5キロほどを歩いている
時雨るるや出立惑ふ遍路宿
色町に木枯し鳴って足湯かな
湯船に紅葉散りにけりたもとほる

畑仕事もこれからの季節は吹きさらしで寒いことだろう、蒔きストーブの出番にほっとして
寛げるかな

いいアイデアだ、柿木を梃子がわりにして下にある水がめから水を汲み畑の作物に供給する

湯の町のホテルなど至るところに足湯があり、寒いときには温まる
