ただ二日と言って正月二日をさすのは俳句の慣例である、良い天気に恵まれ暖かい二日であった
湯の町をからから歩いて初売りのお店の覗き見を楽しみ、観光客の人たちとの会話を楽しむ
一通りの正月風景を味わったあと、初湯となった
山里の風景を楽しみたくなって、山麓の九川集落を歩くと、冬になると炭焼きをするお家があり
運よく小屋に煙が立ち上がっていた、のどかな風景だ
多数に流され、安きに流れるを戒めて、時には孤高にして高きを目指す少数派の俳句に
想いを馳せるのもいいではないか
炭焼きて九川の里に二日かな
湯の町をからから歩き初湯かな
かかはりし少数派の句読みはじむ