秘境という名の山村から(東祖谷)

にちにちこれこうにち 秘境奥祖谷(東祖谷山)

湯の町暮らしに はなのさかりの散り行くを惜しみて

2017年04月04日 | Weblog

はなのさかりの散りゆくを惜しみ、快晴の暖かい風に包まれて瀬戸風峠の自然に親しみ
山さくらのさかりを見届けようと四国の道をあるいた

むかしのひとの云う花はさくら、さくらは山さくらと云われるように、はなびらは云うに及ばず
なんといってもその若葉の気品、風格は格別に美しい質感を持って迫って来る

青空に映えるその葉の色、気品ある葉の形、はなんというか、名状し難い、色彩を帯びて風にゆれ
陽射しにゆれて、変化する様に感動してたたずむばかりであった


いま、ここに、さかりの山さくら、立ち去ったあとに突風に見舞われてちりゆくかも知れない
いま、ここのさかりを愛おしく思い、かみさんが手作りしたケーキを捧げて美味しくいただいた

つぎに歩きに来たときは花は散っていることだろう、不思議な色彩を放つ葉は色あせていることだろう
なんと時間はとてつもなくおそろしいものであり、どうしようもなくとめられないものであろうか






































































































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