30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

春の嵐に耐えて

2008-02-28 | ブロッコリー

こんな孝行息子もいない。風雪に耐えて緑を与えてくれる

風邪のあとはおなかをこわしてしまった。2月はなんか全滅だったなあ、と感慨しきり。どうなってしまったのだろう。徐々に回復してきた。そう感じると家にじっとしていられないたちだから、すぐにウオーキングに飛び出した。
23、24の両日の春の嵐に、畑は、大げさに言えばの話しだが、めちゃくちゃだ。すべてが土砂をかぶり、緑もうす汚れて見える。風がこんなにも強いのかとわかったのは、ブロッコリーの一部が根こそぎ飛ばされていたからだ。“根こそぎ”というのも実際は滅多にはないのだが、その現場を見て、春一番は字面ころ穏やかそうだが、実はまがまがしくて凶暴な烈風なのだと思い知らされた。
その烈風に飛ばされずかろうじて生き残ったブロッコリー。風に負けずも、霜にも負けず、いつも青い花蕾を提供してくれる。1月下旬から2月中旬までの一番寒い時は、さすがに生育は遅いのだが、その寒い中でも少しずつ生育しているのがわかる。ブロッコリーはこれで終わりではない。まだまだ活躍してくれる。これから次々と側花蕾を出てくる。3月末まで収穫できるのだから本当に孝行息子だ。いい息子だけに体をくねくねさせてアオムシやヨトウムシが付く。厄介だが玉に瑕だと思うしかない。


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