クルックルッ日記

尾鷲で揚がった魚を使った料理や大好きな手作り(羊毛フェルト、布小物作り、刺しゅう等)の事を綴っていこうと思います。

蚊帳たおる・・・かさねの色目(奈良の中川政七商店)  &  珍しい貝・・・メク!

2011年07月29日 | いただきもの

昨日、ウォーキングから帰ってしばらくしたら、知人が珍しい貝を持ってきてくださいました。

その人は昔からこの貝の事を 「メク」 と呼んでいるそうです。貝殻に苔が付いています。この色が岩と見分け付きにくいそうです。保護色なのかな?

岩も苔むしてるのかな? 訊くの忘れました。

  

形はクボガイに似ていました。この辺りでは 「チャンポコ」 というのですが・・・。

味はそのチャンポコより濃厚でとっても美味しい貝でした。夫も初めてだなぁ! と言ってました。

この貝の蓋がまたまた可愛いんです。ボタンみたいで  工作か何かで使えそうな感じがしませんか~?

  

他にも・・・・上のが カメノテ、左が ニシガイ 右がチャンポコ(クボガイ)                  



うちも特別な料理は何も無かったのですが、せっかくなので、夕飯を一緒にとって頂きました。ワイワイ言いながら貝を食べて楽しかったです。

奥さんがウォーキングにどうぞ~♪ と言って持ってきてくださったのが、この 「蚊帳たおる」 なんです。色がとってもキレイ



糊がバッチリ付いていたので、今朝ほど、きれいにこの糊を落とすとそれはそれは柔らかくて気持のいい蚊帳が現れました。

この右に見えてるしおりに書いてあったのは

(かさねの色目とは)

衣の表地と裏地の色合せを 「重ね」 と言いましたが、後には幾重にもまとった際にできる衣の配色も 「襲・かさね」 と呼ぶようになりました。

平安朝の人々は、何枚もの衣装を重ねる事であらわれる配色の妙・・・・そこに四季おりおりの自然を映そうとしました。当時の人々が如何に 「季」 と

いうものを大切にしたかが伺えます。

このすばらしい日本の色彩感覚 「かさねの色目」 から、現代の生活を彩る新しい日本の 「かたち」 を仕立てました。


(蚊帳たおる)

暮らしの中で実用的で豊かなしつらえでもあった 「蚊帳」。奈良は古くから蚊帳の産地でした。日本のうつくりい伝統色で染め上げた蚊帳生地と、刺繍の色糸で

「かさねの色目」 を表しました。とありました。

オレンジの方が 「橘」  着用時期 夏・・・・このって、みかんの原種だそうですね。まだ見た事のない木です。

青い方は 「月草」 つゆくさとも読むようです。着用時期 秋 とあります。全部で6色あるようです。

うちでも、ふきんは蚊帳ふきんを使っていますが、たおるは初めてです。ご夫婦ペアーでお使いくださいって言っていただいたのに、夫は 「僕には勿体無い。普通のタオルで

いいよ。 君が二つとも使えばいいよ。」 なんて、言うんです。それじゃ、どちらの色もきれいなので遠慮なく両方使わせて頂きます(笑)

洗うほどに柔らかくなるという蚊帳たおる、使うのが楽しみです。素敵なプレゼント有難うございました


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                    有難うございます
 

コメント (14)
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