風月日記・・・週記?・月記?

風を感じ月を愛でる、そんな風流なもんじゃありませんが、アウトドア好き夫婦と風太・葉月・幹太の3ニャンの記録です

若冲と押尾コータロー

2011年05月01日 | アート・文化

Kotarosan1 昨日、久々に押尾コータローさんのライブに行ってきました♪

京都会館の第2ホールのほうで、こじんまりとした会場なのがかえって良かった!!

コンサートと言うより「ライブ」でしたよ~~~!!

で、せっかく京都まで出かけるのなら・・・と、相国寺の承天閣美術館で「伊藤若冲」の水墨画を見てきました!

はい、当然館内は撮影禁止なので外観だけ。。。

極彩色のニワトリの絵などが有名な若冲ですが、墨の濃淡だけで表現する水墨画も素晴らしいものでした。

鹿苑寺大書院の障壁画も素晴らしいものでしたが、群鶏と蔬菜が描かれた屏風は保存状態が良くて、イキイキしたちょっとユーモラスな表現も有りました。Jotenkaku1

可愛らしさを感じるニワトリもいて、なんだかニワトリを飼いたくなるような感じで、私が持っていた水墨画のイメージが大きく変わってしまいました。素敵!!

若冲の特別展は5/10まで開催されてるようです。

http://www.shokoku-ji.or.jp/jotenkaku/index.html

Bonboncafe1相国寺さんから本来の目的のコータローさんのライブ会場、京都会館まではぶらぶらと歩いて向かいました。

途中、加茂川沿いのカフェで休憩をして・・・

Kamogawa1Sosuisakura1加茂川や疏水脇の桜は遅咲きの八重桜以外、すっかり葉桜でしたが、暑くも寒くもないちょうど良い感じの気温でさわやかでしたよ~!

つま先が少し細い靴を履いていたので、ちぃっと足が痛くなりましたが。。。

終演後、コータローさんがロビーまで出てきて、東日本大震災の義援金募金箱の前で皆と握手されていましたが、募金&握手待ちの人がすぐに長蛇の列になってしまい、まずトイレに走った私達は出遅れ(トイレも長蛇の列)!

一人ひとり丁寧にお礼を言いながら握手されていたので、時間が凄くかかりそう・・・で、あきらめて帰ってきました。

義援金募金は他でしっかりさせてもらってますので許してね、コータローさん。

そのかわり(?)前回ライブツアーのDVDを買いましたぁ。やっぱ、かっこええワ「押尾コータロー」

今日はダンナはんも最近弾いてなかったギターの練習してました。。。。。

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意外と知らなかった山陰・・・

2009年05月02日 | アート・文化

GWの後半、と言うか本番は今日からですね!ラジオを聞いていたら、予想通り今朝は高速道路が大渋滞だったとか・・・

Daisen1なので、私達は高速道路通行料割引の恩恵が一日だけしか受けられないけど、29日(水・祝)30日(木)の1泊2日で、山陰地方へ出かけてきました。

以前は親戚の有る九州や広島へ中国自動車道を利用(最近は山陽道を使う事が多い)して行ってましたが、そこから日本海寄りの地域には自分の車で行った事が有りませんでした。

写真は米子自動車道からの「大山」、上部はまだ雪化粧です。信州あたりならまだ雪山が見られますが、この時期の大山も雪を頂いていることに驚きました。Hakusasesho1

そして、まずは島根県安来市の足立美術館(http://www.adachi-museum.or.jp/ja/index.html)へ!

この美術館は日本一入館料金が高い(らしい)のです。ちなみに大人一人2200円也!私達は割引券をHPからプリントアウトしていきましたが、それでも2000円也でございました。

けれども、それだけの入館料を払っても、横山大観をはじめとする日本画巨匠の作品コレクションは見ごたえがあり、感動です。Gakubuchiniwa1_2

残念ながら美術品は撮影禁止でしたが、カメラに収めることができた庭園もまるで日本画のようです。自然の景観ではない究極の人工美ですが、見事に計算され、手入れされた庭は息をのむ美しさで、ず~っと見ていても飽きません。

窓がまるで額縁のようです。たくさんの人で賑わっていた館内ですが、人波がとぎれた一瞬に撮りました。Harbill1

この日は、少し岡山県側に戻って湯原温泉で泊まり、翌朝は蒜山高原へ!

蒜山は大昔のOL時代に社員旅行で来た時、全山紅葉(確か、11月初旬)で、とても綺麗だった印象があるのですが、それから約30年ぶりに来た高原はまだヤマザクラ(?)など遅咲きの桜が咲いていて新緑が眩しかったですね。

牧場や畑など、まるで北海道の富良野か美瑛のような景色が広がっていました。

Rose1ここは、足立美術館とはまた違う洋風の庭が素敵な「蒜山ハーブガーデン・ハービル(HerBill)」(http://ww81.tiki.ne.jp/~herbill/)です。

このガーデンの一番の目玉(?)ラベンダーが咲くのは7月頃(と、言う事はやっぱり蒜山の気候は北海道)らしいのですが、早春の花が咲いていた花壇は可愛いくて、これから庭の植栽を考えないといけない私達にはとても参考になりました。Milk1

直売所ではラベンダーなどハーブ苗を買ってしまいました。近所のお花屋さんでも売ってるかもしれないのですが、蒜山高原で買った!と言う事に私は満足

Makuragi1 この枕木を使った立体感のある花壇はサイズ的にはうちの庭でも可能な感じ、ぜひマネさせてもらおうと思っています~

30日は平日と言う事で、さすがにちょっと人が少なくって寂しい感じがしていましたが、この女子中学生たちが来てからは賑やかで、可愛くて、ハーブガーデンにはお似合いでした。(お茶はマロウ、最初は綺麗なブルーなんですが、レモンを入れると紫がかったピンクになります)Mallow1

蒜山からは、日本海側をトコトコと高速はあまり使わないで、帰ってきました。途中で寄った鳥取砂丘だけ平日なのに人が多くてびっくり!Sakyu1

でも、今日あたりはもっと凄い人出だったでしょうねぇ・・・、ラクダ君もこんなふうに休んではいられなかったかも~。Rakuda1

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金沢アートプラットホーム2008

2008年12月18日 | アート・文化

Art21順序が後先で、おまけにかなり鮮度落ちしていますが、今月の6-7日に金沢へ行ってきました・・・写真の整理がなかなかできなかったもので(^^;

美術が好きで、自身も絵を描くのが好きな私達夫婦ですが『現代アート』というものについては、なんか訳がわからんモノが多くてあまり好きじゃないなぁ、というのが今までの共通した感想でした。

が、最近ちょっと『現代アート』を見る目が変わってきたように思います。

少し脳ミソが硬くなってきてる私達でも、中には純粋に綺麗やなぁ!面白いな~♪ 楽しいね~♪♪と、感じられる作品があるんですよ!

そのことに気づかせてくれたのが以前、旅行のついでに立ち寄った「金沢21世紀美術館」でした。

Machiya3今回は2度目の訪問で、わざわざ金沢まで出かけたのも21世紀美術館主催の「金沢アートプラットホーム2008」という展覧会(?)を鑑賞に行きたい!というのが動機でした。(まぁ、せっかくだからと宿泊は和倉温泉まで足を延ばしましたけど

このアート企画自体は12/7までだったので、今頃紹介しても遅いのですが・・・最終日と言う事で(かな?)制作アーティストご本人がそこにおられて、お話しできたりもしました。

展示は美術館の外へも飛び出していて、金沢市民の方たちとアーティストが一緒に作り上げた作品(場所?)が市内に点在していて、2日間有効の「地図つきパスポート」を持って巡るのが、まるでオリエンテーリングのようで楽しかったですよ、6日は天気が悪くて、寒くて!大変でしたが、思いがけず今シーズン最初の雪景色を見られました。

美術館以外の展示場所では、一応ボランティアスタッフの方に「写真いいですか?」と、確認を取っておりますが、「暗闇」がテーマの場所以外は撮影もOKで、それも嬉しかったですねぇ。Machiya1

→ここは空き家となり、朽ちそうになっていた町屋を再生することも含めた「いきいきまちやプロジェクト」という作品。でも建物の中には「アート」が隠れていて楽しかったです。外観は上のダンナの傘の向こうに写っている赤っぽいお家です。

ちょっと市街地から外れた展示場所までは行けなかったりもしたのですが、今までの金沢観光では行った事がなかった普通の住宅街の民家や昔ながらの町家、古ーい空きビル、親子連れの市民が大勢出入りされている子供図書館、公園(展示作品はなんとトイレのペイント!)等々、今思い出すとなかなか良い旅になったように思います。

Hikarinohako3_2 ←これは、子供図書館の入り口に展示されていた「光の箱」という作品です。アーティストと一緒に金沢の子供たちがワークショップで作ったそうです。

ただの段ボール箱になんだか色セロハン用紙をペタペタ貼り付けたものが並んでるなぁと思ったら・・・裏から光を透かして見ると!!素晴らしい作品でした。箱の中にはミラーフィルムを丸めたものが詰めてあるそうです。Hikarinohako4

それから、今回一番楽しかったのはここ↓ですねぇ、

普通のちょっと古めの民家にできていた「カミフブキオンセン」です。

金沢市民の方達だと思うのですが、ここのスタッフの方も素敵で、楽しませてもらいました。童心に帰ると言うか、なんだか懐かしい親せきの家のような暖かさを感じて、「心の温泉」だと思えましたよ

Kamifubuki1 まだ、このとき着ていたジャケットのポケットには紙吹雪が入っていま~す!なんだか捨てられませ~ん。

壁に立てかけられたTVモニターでは、架空の「カミフブキオンセン」の物語が市民の方たちによって語られています。でも、あまり時間がなくてゆっくり聞けなかったのが残念~~~。。。

大量の紙吹雪も「オンセン」の物語を語られた家族の方たちが作られたそうです。

Kamifubuki2 Kamifubuki3

この古めの公園トイレのペイントも作品で~す(^^)Koenwc1

作品(展示場所)全部は紹介できませんでしたが、またこんな企画が有れば、行きたいなぁと思っております。

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シャングリラⅢ

2007年08月13日 | アート・文化

観てきました~~~~~!シャングリラⅢ!!

昨日、うだるような暑さの名古屋、日本ガイシホール(元、レインボーホール)で!

Ⅰは見逃し、ⅡはDVDで観ただけだったシャングリラ、やっと「生」で観る事ができました~~~~~♪♪♪

もう、素晴らしい!の一言しか言えません、ただただ「口ポカ」で見とれるアッと言う間の2時間でした。

席はアリーナ席の前から3列目!お相撲で言えば砂被り?(^^)なんとなんとユーミンさんが、シンクロ世界チャンピオンのデデューさんが、サーカスアクトが目の前!!気絶しそうになりながら(大げさ^^;)しっかり目を瞠っていました。

ユーミンさんの歌はもちろん、そのエネルギッシュな動きに同世代としてはいっぱいの元気をもらってきました。

***ユーミンさんよりすこ~し若い自分が「しんどい、疲れた、もう歳や・・・」などと言い訳ばっかりでサボってるのが恥ずかしい***

そして、サーカスもシンクロも、舞台全体の装置や演出も、どこをとってもプロのお仕事にただただ脱帽、もうⅢでおしまい!なんて嫌です。もっともっと続けて欲しいなぁ!!!

ね、ユーミンさん、正隆さん!おねがいしま~す♪

公式ホームページ→http://www.shangrila3.com/

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日展

2006年12月20日 | アート・文化

師走の京都(2)をアップしなくっちゃ・・・と、思いつつも写真をたくさん撮りすぎて(ダンナとワタシで合計500枚以上)整理できていません。

デジカメは大容量のカードを入れていると、ついつい撮りすぎてしまって、限られたフィルムで一枚一枚大切に撮っていた頃のような気持ちのこめかたができないような気がします。が!まだ何百枚撮れる・・・と思うとあそこもココも!って写しすぎるんですよ~、で、結局自分の記憶にはあまり風景が残らない。。。

その対極が旅の途中で描いてくるスケッチなんですが、絵の良し悪しはともかく、スケッチするとその場所のイメージがくっきりと心に刻まれますよネェ、でもバタバタ観光旅行ではなかなか時間が取れません。

Nitten2 ただ、今回は自分ではお絵描きしませんでしたが、20数年ぶり(?)に、京都市美術館で始まったばかりの日展・京都展(http://www.nitten.or.jp/index.html)を観てきました。

「美術館」と言う場所へはタマに足を運んでいましたが、『日展』はホンマに久しぶりでしたねぇ・・・それで、感想は「日展鑑賞には体力が必要!!」ですぅ。

展示点数が多く、しっかり観賞しようと思うと時間も必要で、腰も肩も目もすごーーーく疲れます(ゆっくりとした移動しかしませんもんネ)。それで、たまに休憩をとる訳ですが、集中力はドンドン落ちてきて、書や工芸は「申し訳ないナァ」と思いつつザーッとしか観ていません。Nitten1

昔はこんなに疲れなかったのにぃ・・・と、意外な場所で老化を実感してしまいました~(^^;

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