風月日記・・・週記?・月記?

風を感じ月を愛でる、そんな風流なもんじゃありませんが、アウトドア好き夫婦と風太・葉月・幹太の3ニャンの記録です

’15 「乗鞍岳ご来光」&「飛騨たかね野麦オートビレッジ」

2015年08月25日 | アウトドア

猛暑の8月もほんの少し涼しくなってきましたが、毎度~の鮮度落ちの記事です・・・(^-^;
8/9(日)夜~8/12(水)にちょっとだけ「夏山」に触れてきました。
以前は飼い犬を実家に預けてあちこち出かけ、山も一週間位かけて北アルプスの縦走などしていた私達ですが、父が亡くなり、母も高齢になった今、簡単にペットを預ける訳にはいかなくなりました。
現在飼ってるのは猫なので、犬と違ってある程度の留守番はできるものの真夏は三日が限界かな?(特に猫トイレの衛生状態が心配)

という事で、お気楽登山のできる乗鞍岳のバス時刻表をネットで調べていて「あ!こんなバスが出てるんや~」と気が付いた「ご来光バス」を利用して、本来山の上で泊まらないと見られないご来光、山の夜明けを体感してきました。

大駐車場の有る乗鞍高原(長野県側)
の観光センター前を早朝の3:40発!(仮眠する間はありませんでした)で、日が昇る前に乗鞍岳頂上近くの畳平(標高約2700m)まで行ってくれます。
私たちは少しだけ自分の足で歩きたかったので、途中の大雪渓下「肩の小屋口」で下車しました。岐阜県側の朴ノ木平からのバスのほうが畳平行きのバスの便数は多いようなのですが、今回利用した長野県側からのバスは途中に何か所かバス停があり、少しは自分の足で登りたい人にお勧めです。

乗鞍岳大雪渓直下から見たご来光!     朝日に照らされた雪渓
 

 
ひと登りした「肩の小屋」前でコーヒー休憩  山小屋の屋根越し、摩利支天の(元)コロナ観測所
 
乗鞍岳は意外にも高山植物の女王「コマクサ」が沢山咲いています。ぞろぞろ歩いている観光客はこの花が希少な高山植物だと気が付いていない人が多いみたいですネ。
 
ほとんど寝ていないふらふらの状態ではとても後標高差300mの頂上へは行けそうになく、畳平のバスターミナルからさっさとバスで戻り、この日の営業が始まったばかりの「湯けむり館」で汗を流し、昼食も済ませました。
そう言えば、この日は下りのバスから自転車で登っている人をたくさん見かけました! いや~、山は自転車で登るより歩くほうがマシ・・・と、私は思うのですが、ブームですかねぇ。。。
 
以前と場所を変えた新しい「湯けむり館」はお風呂が少し狭くなったのですが、イタリアンレストランが併設されたので、昼食をとりたいときに便利です。ピッツァが美味しかった~(^-^)v
 
その後野麦峠を超えて、同じ乗鞍岳山麓ですが岐阜県側キャンプ場の「飛騨たかね野麦オートビレッジ」へ!
あのクネクネで道幅も狭い峠道を睡眠不足で運転するダンナはんがちと心配でしたが、ハードな道なのでかえって眠気は出なかったみたいです。
キャンプ場に着いてからはとにかく眠くて、テント類を設営するのもよれよれ!! 簡単な焼き鳥とカップ麺の夕食後はたき火をする元気もなくバタンキュー!!
 

翌日はダンナはんがキャンプ場横の川(源流は乗鞍岳の上部)へ午前中釣りに行き、午後は県境を越えた長野県側の開田高原まで温泉入浴とトウモロコシとお酒の買い出しへ!
イワナが二匹アマゴが一匹釣れてしまったので、一匹を骨酒にする為に日本酒が必要だったのですが、ついつい冷酒向きの吟醸酒も買ってしまいました(^^;
イワナの骨酒は熱燗にするので安いお酒のほうが美味しい(お店のオジサン曰く)との事で、結局日本酒を二本買ってしまいました~♪(小さい瓶でしたが)
トウモロコシはあてにしていた温泉入浴施設の「やまゆり荘」で売ってなくて、直売所ももう閉まっている時刻だったのですが、たまたま今収穫してきたばかり!のトウモロコシの翌日の直売準備(?だと思う)をしておられた農家の方から一本150円で一人一本ずつゲット!
 
二日目の夜はコロダッチカプセル(小型のダッチオーブン)も大活躍で、ゆっくりおつまみを作りながら、たき火も楽しみました。
 

 

 
下界の猛暑が嘘のような涼しさで、たき火が心地よかったで~す。翌朝、車のアンテナにはアキアカネ(赤とんぼ)が・・・
間もなく、このトンボたちも里に下ってくるのかな~。

長くなってしまいましたが、最後に乗鞍岳のご来光をもう一枚!雪渓脇に多い高山植物「チングルマ」とご来光です。



コメント
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