風月日記・・・週記?・月記?

風を感じ月を愛でる、そんな風流なもんじゃありませんが、アウトドア好き夫婦と風太・葉月・幹太の3ニャンの記録です

「火天の城」観てきました!

2009年10月06日 | 映画

Katennoshiro1_2

http://katen.jp/

今、安土山まで車で10分位で行ける所に住んでる私達。

いつも安土山の麓をクルマで走ってはいるものの、緑におおわれた小高い「丘」みたいな高さの山やなぁ・・・という実感しかありませんでした。

でも、そこに姫路城クラス(それ以上?)の「凄い」お城があったのは歴史上の事実だし、安土城築城にまつわるお話の、この映画は大画面で観ておかなければ~!と、先日近江八幡のシネコンで観てきました。(実際の安土城跡に一番近い上映館かな?)

公式ホームページの中に「戦国時代のプロジェクトX」と言う表現がありましたが、まさにその通りの映画で、何度もウルウルしてしまいました。

岡部又右衛門という宮大工の棟梁は実在の人物で、西田敏行さんがその棟梁を見事に演じておられましたねぇ。

西田敏行さんはとても個性のある方なので、どっから見ても西田さんなんやけど、様々な映画やドラマで演じる役それぞれによって、見事にそう言う人が実際にいた(る)だろうと思わせる素晴らしい役者さんだと改めて思いました。(あの、釣りバカのハマちゃんも西田さんやもんねぇ・・・・・どっちの役も違和感無いから不思議やワァ)

以前住んでた三重県「伊賀」出身の椎名桔平さんの信長も文句なしにカッコ良かったですわ~!

バラエティなどでは天然キャラの大竹しのぶさんも、女優さんとしてはやっぱり素晴らしい演技力だと思います。泣かされましたも~ん

まぁとにかく、絶対に観て損はしない映画だと思います。まだ観ておられない方にお勧めできます!!

まだ、てっぺんまで登ったことのない安土山に、この秋ぜひ登ってみようと思う今日この頃でございま~す。

↓安土城跡です。桜の季節の写真で、おまけに思いっきり麓のほうですが、さりげなく桜の木の下に石垣が有りました。

山全体が城だったというのも頷けます。Aduchijou1

Aduchiishigaki1

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剱岳 点の記

2009年06月22日 | 映画

20日に公開されたばかりの映画「剱岳 点の記」を昨日観てきました!

Turugidaketennoki http://www.tsurugidake.jp/ ←公式サイト

さすが、あの名カメラマン木村大作さんの初監督作品ということで、素晴らしい映像でした。

新田次郎の原作も読んだことが有り(かなり前なので細かいストーリーは忘れていましたが・・・)、他にも観たい映画だらけの中で山好きの私達夫婦としてはまずこの映画は大画面で見ておかなければ~!と、出かけたわけです。

はい、私達にとっては期待を裏切らない「本物の山」(木村監督のこだわり)の映画でした!!

ただ、最近の「ありえんやろ~!?」というCG多用のアクションものや感動の涙涙のストーリーものと比べるとドラマチックな急展開がなく、ドキュメンタリー的でした。

でも、実際の映像が有るわけではない明治時代の出来事を細かい小道具まで、ドキュメンタリーのように本物に見せる努力は大変だったと思います。

最近、山では中高年のおじさん・おばさん登山者ばかり目立っていて、たまに若い女の子の「山女」には出会う事があっても以前のようなバリバリ無骨な大学山岳部とか若い男性のパーティーをあまり見かけません。

なんだか「草食系」とか言う軟弱男子が増えてるそうですが、この映画では良い意味での「日本男児」「山男」を見せてもらった気がします。

「剱岳」、実はまだ登ったことがない私達・・・アルペンルートの交通機関を使えば簡単に室堂まで行ける現在、立山連峰の他の山や雷鳥沢キャンプ場へは何度も行ってますが、剱!は一般登山ルートで行っても難しく日数も必要なので、今まで避けていました(ま、ダンナなら登れると思いますが私がいつもためらってしまって ^^;)。

今より体力のあった若い時でさえ二の足をふんでいたので、これからはもっと無理かなぁ・・・

なので、本当に剱岳や立山連峰に残雪期を含めて登って、映画を撮影された俳優さんたちやスタッフの人たちには敬意を表します。

まだ、これから観ようと思っておられる立山周辺の地理にあまり詳しくない方はぜひ、旅行ガイドで良いので、立山周辺や富山県側麓の集落の知名、山名や大雑把な山の位置関係などを調べてから行かれる事をおススメします。より楽しめると思いま~す。

Shiroraicho1 これは、以前自分で撮ってきた立山のライチョウです。(GW時期、たぶん♀)→

映画にはライチョウも出演していましたヨ♪

コメント (2)
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クライマーズ ・ハイ

2008年07月07日 | 映画

昨日、横山秀夫さん原作の映画『クライマーズ・ハイ』を観てきました。

引っ越してからは、以前住んでいた街より最寄のシネコンまでの距離が近くなって、この半年の忙しいなかでも何度か映画を観に行きました。でも、ブログに感想を書こうと思うほどの作品には出会えてなかったのですが、『クライマーズ・ハイ』はぜひ沢山の人に観て頂きたい!と思える映画でした。

3年(?)ほど前のNHKドラマでこの作品のことを知り、その後原作も読んでいましたので、映画は時間的な制約も有るし、どうかなぁ・・・と、今まで原作を読んだ後で見た映画にガッカリさせられた事も多かった事もあり、あえて過剰な期待はしてなかったのです。ただ、原作が素晴らしいものだったのでやっぱり「どんな映像になってるのかな?」と言う興味で映画館まで足を運びました。

映画的に(?)と言うか、時間の制約もあってのことでしょうが、少し原作とは違うところも有りましたが、概ねそのままのイメージで素晴らしい作品でした。

1985年の日航機墜落事故発生からの1週間、ジャンボ機が墜落した群馬県の地方新聞社が舞台と言う重い内容ですが、まるでドキュメンタリーを見ているような臨場感たっぷりの映像で、時々挿入される現在の登山(岩登り)シーンも大画面ならではの迫力でした。

全く原作を読んでいない方も、別に新聞社には興味がなくても山登りが好き!な方でも、とにかくおすすめです、すぐに引き込まれて見入ってしまうと思います!

大変悲惨な事故がベースとなっていますが、お涙頂戴ではなく命の重さを考えさせられる映画です!でも私はいつの間にか涙が出ていて眼鏡を2度ほどはずしました。一サラリーマンである記者の仕事に対する真剣さ、そこで起きる「戦い」に胸をうたれます!!

http://climbershigh.gyao.jp/main/ ←公式ホームページ

で、ここからは私の「アホな感想の部」となります(^^)

自分もフルタイムで働いていた頃と同じ時代設定ではありますが、「いやぁ、新聞社に入社しなくて良かったぁ・・・」(こんなボンヤリしてる人間、はなっから採用されんやろけど)と、つくづく思いましたワ。

取材先でのストレスだけでなく、職場の上司や同僚ともこんなにやり合ったら、速!胃に穴開きそうです。

「新聞記者の奥さん」にもなれまへんなぁ・・・

「ケイタイ」の無い時代はこんなに大変やったんやぁ・・・でも、ついこの間の事やもんなぁ・・・

何処にいても、ほとんど連絡がついてしまう今はかえって不自由なんかも知れんなぁ・・・とかもネ。

谷川岳(行ったことがないので、映画のなかの岩場がほんとに一ノ倉沢か確信はもてないんですが)の映像を見ていると、久々に夏山に登りたい!(もちろん私は、一般登山道)と、思ったのであります。が、せっかく一時痩せはじめた体重が「引越しリバウンド」しており、お腹の余分な荷物(脂肪)をつまんで、ため息~です。

もし、谷川岳に行くとしてもロープウエイ利用・・・か、な f(^^;

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舞妓Haaaan!!!

2007年06月18日 | 映画

観て来ました~~~!!!映画『舞妓Haaaan!!!』

文句なしに面白かったぁ(^o^)

日曜日だったけど昼間は空いているイナカの映画館、客席側の爆笑迫力が足りませんでしたが、自分としてはおもいっきり笑ってきました~!すっきりしたなぁ。。。

かなりぶっ飛んでマシタけど、ドカンドッカン!とテンポ良く笑わせてくれて、よ~く見れば随所に「クスッ」となる仕込みもあって、一緒に行ったダンナは「山猿」がツボにはまったようですぅ!

私は、柴咲コウさん演じる富士子ちゃんの出身地が、三重県のずばり「今観ている」シネコンのある街あたりだったのが可笑しくって~!

ちいっと主演の阿部サダヲはんのブリーフ姿が目に焼きついて困っておりますが・・・久々に楽しい、すっきりコメディーでした!!

でも、京都のお茶屋さん遊びの事や舞妓はん・芸妓はんの事はちゃんと描かれていて京都に少しなじみのある(一応、2年間京都の学校に通ってました)私も改めて勉強(?)になりましたヨ。

Maikohaaaan1_1 http://www.maikohaaaan.com/index.html

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『日本沈没』

2006年07月24日 | 映画

観てきました~!実は70年代の「日本沈没」も知ってるし、 原作もとお~い昔に読んだ・・・と、言う世代の私です。ダンナはんはTVドラマも見たような気がすると言っておりましたが、、、うーーーん、全く新しい映画として観てきました。

感想は、より身近に感じてしまってしまって怖かった~!!です。

前作の頃は大阪に住んでいて「関西は地震が少ない」と思い込んでいました。だから、日本が沈没するとか、前兆の大地震とか自分には現実味がありませんでしたね。

でも、阪神淡路の震災を比較的近い場所で経験し(三重県は震度4でしたが、生まれて初めてホントに怖いと思った揺れでした)、なんだか子供の頃より地震の回数が増えていて、最近は大雨の土砂崩れや洪水映像が毎日のようにニュースで流されているし、、、で、すごく現実的に感じました。

実際には大きな地殻変動で日本が沈没するとしても、も~っとゆっくりで万がつく年数かかるらしいのですけど・・・沈没はしなくっても大きな地震や津波が起こる確率が高いのは何十年以内のレベルですもんね!

アウトドア人間の私達夫婦はイザとなっても家が火事にさえならなければ何とかなる道具は一般家庭よりは沢山持っています。

でも!!大きな地震に遭遇するのが家にいる時とは限らない事・・・かと言って、日常生活での外出で、いつも登山のようなサバイバル荷物は持てないって事が怖いかなぁ~。。。

とにかく、災害はいつ起こるかわからないって心構えだけは持っておかなくっちゃ!って、「映画」を観ての感想とはちょっと違うかぁ???f(^^;

Chinbotubana_1

http://www.nc06.jp/

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