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エミリーにくびったけ

海外ではCD、DVDとも単体での発売のようですが、日本ではセットで出ている、
エミリー・シモンのライブ「L'olympia」。

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Emilie Simon

Barclay 2007-04-24
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輸入盤CDが出た時に購入して愛聴していましたが、映像の方も気になっていました。
その理由はもちろんゴスロリファッションのエミリーが見たいのが第一の理由で、
クレジットに出てくる謎の楽器の正体が知りたいというのが(だいぶ差のある)第二の理由。

とは言え、既にCDをもっている身としてはわざわざ買い増すかなー、という訳で、
ずっとペンディングにしていたのですが、今回ポチッとしてしまいました。

で、これが凄かったのですよ、ホントに。
もちろん動くゴスロリエミリーも良かったのですが、しかしそーゆー問題を超えてました、はい。

このライブでの編成は、
Emlie Simon:Vo、Pf、G、B.r.a.a.h.s
Cyrille Brissot:B.o.b.b.i、Cadre、Lemure、Machines
Steffen Charron: G
Arnaud Crozatier:Cello
Cyril Hernandez:Percussions
+ストリングス・カルテットという大所帯。
そもそも「B.r.a.a.h.s」とか「B.o.b.b.i」ってなん何だ??
というのが気になりますが、解説を見ると「B.r.a.a.h.s」はボイスチェンジャー、
「B.o.b.b.i」は彼らの自作電子楽器(テルミン?)らしい。
で、マッドサイエンティスト風のコスプレで各種電子楽器類を操る
シリル・ブリソーもなかなか怪しくてよいのですが、
もっと凄いのはパーカッションのシリル・ヘルナンデス。

例えばステージに水の入ったガラスボールが置いてあるんですが、
この水をピチャピチャやってリズムを刻んだり、鉄板を出し入れして響きをコントロールしたり、
ピアノに取り付いてボディを叩いたり、弦を直接弾いたり、ゼンマイおもちゃで鳴らしてみたり。
うぁあ、この音ってこんな風に出していたんだという驚きの連続です。

え、エイミーですか?もちろんいいっすよ。
リズムに合わせて微妙に体を揺らす怪しい動きをしたり、ギター弾いたりピアノ弾いたり。
ラストのシリル・ヘルナンデスと一台のピアノを挟んで奏でるニルバーナのカバー
「comes as you are」にはもう、ただただ感動。

音楽DVDって案外面白くないような気もするんですが、このDVDにはもう釘付けですー。

*一曲YouTube貼っときます(貼り方覚えたので嬉しい)。
All is White / emilie simon

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