たてもの・おんがく・その他日々思うことなど。
STUDIO PLANARIA 業務記録
goo ブログ
gooおすすめリンク
なかのひと
プロフィール
goo ID | |
kurepapa |
|
性別 | |
都道府県 | |
自己紹介 | |
もともと記憶力に自信はないんだが、年とともに更に悪化している自分が怖いので、
BLOGに書いておけば少しは何か残るか、 と、気持ちを新たにしているつもりな。 |
カレンダー
2009年5月 | ||||||||
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | ||
1 | 2 | |||||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | ||
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | ||
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | ||
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | ||
31 | ||||||||
|
過去の記事
カテゴリ
Mov_log(292) |
よのなかよしなしごと(479) |
たてものよしなしごと(404) |
おんがくよしなしごと(134) |
活字よしなしごと(107) |
意匠よしなしごと(99) |
うちの Renault(86) |
うちの iPod(19) |
うちの PC(42) |
うちの Usen(14) |
仕事から半径30m以内(57) |
面白味のない話題(32) |
最新の投稿
雲雀丘で建築探訪 |
旧山縣有朋邸庭園 拝見 |
行田におでかけ |
紅葉の宇治~京都~奈良 原点へ(その3) |
紅葉の宇治~京都~奈良 原点へ(その2) |
紅葉の宇治~京都~奈良 原点へ |
何だかんだで結局デル |
雨の中の横浜 |
ワスレタコロニケイタイカエタ |
千駄ヶ谷の空 |
最新のコメント
プラナリア/メモメモ |
ぷりんまま/メモメモ |
プラナリア/甲村記念図書館を求めて |
ふーた/甲村記念図書館を求めて |
プラナリア/さよなら、ナイアガラ |
sakitaka/さよなら、ナイアガラ |
プラナリア/京都2日目午後一番・修学院離宮を堪能編 |
shade_man/京都2日目午後一番・修学院離宮を堪能編 |
プラナリア/京都一日目 |
pirikainankle/京都一日目 |
最新のトラックバック
ブックマーク
StudoPlanaria 2002-2008 | WORKS
業務案内 |
StudoPlanaria's SELECTSHOP
おすすめストックヤード |
金山眞人建築事務所
私のおしごと |
検索
URLをメールで送信する | |
(for PC & MOBILE) |
やってくるのはコンドルかはたまた曾根達蔵か
某職能団体主催の、丸の内に復元された三菱一号館の見学会に参加しました。
丸の内の大家さんが真っ向勝負しただけあって、すばらしい出来上がり。
綺麗過ぎて味がないとも言えますが(新築なんで)、素材も構造も本物なので
年月を経れば経るほど味わいが出てくるのではないかと思われ、とても楽しみです。
一度無くなったものを再現するのだから、当然分からない部分がいっぱいあって、
設計担当者は悶々とするのだろうな~。
見学会終了後、その辺をざっくばらんに聞いてみました。
解体前の大量の写真資料や、同時代の建築の調査研究などを深めていくと、
以前見た資料からまた新たな情報が読み取れるようになること。
なのでやはり最後はコンドルの図面に帰って、その線の意味を汲み取ること。
あるいは「その時代の建築の常識」が体に入ってきて、判断の基準となってくること。
「自分にコンドルが乗り移ったような気がすることもあったりしますか?」
「う~ん、一度曾根さんが枕元にたったことはあるなぁ。」
写真は三菱銀行の営業室だったところで、カフェになる予定らしいんだけど、
ここにあった風除室は平面図しか資料が残っておらず、
再現された風除室のデザインは推定なんだそうだ。
(このあたりもきちんと現地に表示していきたいとのことであった)
いろいろな資料からデザインを推定して、「復元」の精度を高めていく仕事は
とても大変そうだけど、でも楽しそうでもあるよねー。羨ましい。
注)歴史的建造物の世界では、復原は修復して元の状態に戻すこと、
復元とは元のように作ることとして使い分けています。
だから遺跡で昔の竪穴式住居なんかを再現するのは「復元」、
東京駅を修理して竣工時の状態に戻すのは「復原」ということになっています。
(けど、失われた部分が大きすぎるんで、やっぱそこは「復元」なんじゃないのーと思ったりして)
丸の内の大家さんが真っ向勝負しただけあって、すばらしい出来上がり。
綺麗過ぎて味がないとも言えますが(新築なんで)、素材も構造も本物なので
年月を経れば経るほど味わいが出てくるのではないかと思われ、とても楽しみです。
一度無くなったものを再現するのだから、当然分からない部分がいっぱいあって、
設計担当者は悶々とするのだろうな~。
見学会終了後、その辺をざっくばらんに聞いてみました。
解体前の大量の写真資料や、同時代の建築の調査研究などを深めていくと、
以前見た資料からまた新たな情報が読み取れるようになること。
なのでやはり最後はコンドルの図面に帰って、その線の意味を汲み取ること。
あるいは「その時代の建築の常識」が体に入ってきて、判断の基準となってくること。
「自分にコンドルが乗り移ったような気がすることもあったりしますか?」
「う~ん、一度曾根さんが枕元にたったことはあるなぁ。」
写真は三菱銀行の営業室だったところで、カフェになる予定らしいんだけど、
ここにあった風除室は平面図しか資料が残っておらず、
再現された風除室のデザインは推定なんだそうだ。
(このあたりもきちんと現地に表示していきたいとのことであった)
いろいろな資料からデザインを推定して、「復元」の精度を高めていく仕事は
とても大変そうだけど、でも楽しそうでもあるよねー。羨ましい。
注)歴史的建造物の世界では、復原は修復して元の状態に戻すこと、
復元とは元のように作ることとして使い分けています。
だから遺跡で昔の竪穴式住居なんかを再現するのは「復元」、
東京駅を修理して竣工時の状態に戻すのは「復原」ということになっています。
(けど、失われた部分が大きすぎるんで、やっぱそこは「復元」なんじゃないのーと思ったりして)
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )