先へと歩いていると、こんな見事な八重桜が咲いていましたよ。
駅の近くへと戻って来ました。
大きな字で白山神社とあります。白山神社(入間川)は、狭山市祇園にある白山神社(入間川)で、創建年代等は不詳ながら、樹齢700-800年のケヤキがあったといいます。
大きな狛犬が見守っています。
お参りしている方もいました。
本殿の左側に、線路沿いに面して稲荷社があります。近辺のお商売の方たちがお参りに来るんですね。
今度は、遊園地の中に小さな祠がありましたよ。近くに立案内板がありました、見て見ましょう。
何だか由緒ありそうな神社ですよ。諏訪神社(入間川)は、狭山市入間川にある諏訪神社(入間川)で、正徳年中(1711-1716)に藤原正如が勧請したものと伝えられ、入間川村のうち入間川の鎮守だったといいます。明治5年村社となり、明治44年中入間川の春日神社、その境内社を合祀しています。当社は入間川右岸の河岸段丘上に鎮座していて、社の西側、つまり、入間川寄りは、ハケと称する窪地になっており、現在は住宅が建てられていますが、古くは、ここはお諏訪様の池と呼ばれ、清水が湧き出ていたそうです。また、近くには今でも泉の湧いている所が二カ所ほどあり、もとは飲料水に利用されていました。更に、当社周辺に家を構える人々が使用している井戸は深さ一二、三尺の浅い所から水が出るといわれ、当地が水の便のよい地であることを示しています。以上のことから、当社の創建についても、段丘のハケから湧き出る水と、これを利用する村人の生活と深い関係があると思われ、この、お諏訪様の池に住む竜神の話があります。村人が畑仕事を終え、池のそぼを通りかかるとにわかに水が吹き上がり、竜神が狂ったように悶え苦しんでいた。これを見た村人は、たまたま手に持っていたナスを竜神に与えたところ、竜神の苦しみはたちまち和らいだという。以来、竜神はこれを感謝し、村人が病に苦しまぬように守護することを誓った。そのため、村では毎年夏になると竜神にナスを山のように供え、このうちのいくつかを受けて帰る習わしになったと伝えられ、このナスを食べると一年間無病息災であるといわれているそうです。
小さい社ではありながら、なかなかの由緒がある神社だったのですね。
つづく