しばらく歩くと
かなりの老舗なんでしょうね、お蕎麦屋さんです。閉まっているようで、残念ながら立ち寄れませんでした。
こんな説明版が立っていました。
慈宏寺というお寺に来たようです。最初に見た説明版には、円光寺というお寺について解説されていて、寺は、明治初年の廃仏毀釈で廃寺となりましたが、歴代住職の墓は現在地に残されました。また、本堂は慈宏寺(宮前三丁目)の本堂(昭和四十六年まで存在)として移築されました。本尊の馬頭観音も同寺に移され、現在は写経堂に安置されています。元禄(一六八八〜一七〇四)のころ、松庵新田の豪農仙蔵(のち杉田屋仙蔵)は、京都・智積院の僧・円光の指導を受け、苦労を重ね紫草の栽培に成功し、「江戸紫染め」を完成させました。仙蔵没後、その子が円光の助けを借り、花や唐草模様の優雅で憂いに満ちたこの江戸紫染めを広め、大変栄えたということです。円光寺は、この仙蔵が円光に感謝し建立したとも、また、円光が仙蔵の菩提を弔い、仙蔵が生前大切にしていた馬頭観音を本尊とし建立したともいわれています。
境内には、このようにいろいろな石碑が建っています。次回には慈宏寺について調べて見ましょう。
つづく