草もち姫 徒然なるままに

日暮し、PCにむかひて心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。

村上隆「五百羅漢図展」@森美術館

2016年03月01日 | 芸術

佐保姫の娘さんのJUNYちゃんから戴いた招待券、「五百羅漢図ってなに?」、「村上隆」って誰?って言う人種だったのですが、娘たちにはちょっと馴染みがあるようでした。

先週の「ぶらぶら美術・博物館」で「スーパーフラット・コレクション」ってのをみて村上さんがビッグなコレクターであり、作家だという事を初めて知りました(笑)

美術関係のアンテナの感度が全く違うのでしょうか?後で知ったのはヴィトンのずいぶんやんちゃだなと思った柄が村上さんとのコラボ作品だったようです。ヨモちゃんとイタリアに行ったときに路上でも沢山偽物が売られていて、「本物でもこんなおもちゃみたいな柄なのか?」と思った記憶があります(笑)

  

さて六本木1丁目で仕事中のヨモちゃんなのでその前に寄ってみようという事で一緒に出かけました。閉館間際だと混むかもしれない?とは思ったけど、こんなに当日券の列が並んでいるとは、、招待券様々。受付で引きかえてスムーズに入れました。入るとびっくりな像にお迎えされて(-_-;)他にも

    

六本木ヒルズでもロッカーはお金が戻るのは親切(^O^)/展覧会はなるべくロッカーに荷物を入れて身軽で観るようにしています。

うーむ、なんというか賑やかな色調、色々な物に影響されているという紹介、テレビ、アニメ世代の申し子の様な感じですかね?可愛いパンダさんやお花のキャラクターはどこかで目にしていたかもしれない。達磨や円のコーナーはなるほど作家は一度はこれを通るのかな?と思ったり。   

五百羅漢図は五百羅漢とは釈迦の教えを広めた500人の弟子の聖人たちのこと。もともと東日本大震災支援を表明したカタールへの感謝を込めて製作したという事で、日本中から集めた美術大学生200人を超えるスタッフとともに短時間に一気に完成させたものらしい。製作途中の様子が良く分る映像が流れていたのでよく分る。

さらに村上さんのインタビューを通じて少し親近感が持てた気もしました。貴重な体験でした。

    

六本木一丁目まで歩きました。シナボンがあった!ここが本店か?「アークヒルズ」の広場は何もイベントがないので普通の広場でした(笑)

ヨモちゃんの職場は「Kids Harbour」という学童保育+英語の教室ですが、3月末にはここの職場が閉鎖で本校に移るのが残念で仕方ないようですが、子供たちと遊んだりして今のところ楽しく仕事が出来ているのでホッとしています。

    

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

超アウェイの新宿で、「ひまわり」拝見(^-^)/

2015年10月29日 | 芸術

佐保姫に誘っていただき、新宿の「損保ジャパン日本興亜美術館」の「もうひとつの輝き最後の印象派1900-20'Paris」というのを見てきました。
遊びすぎでちょっとお疲れモードを自覚したので、うろちょろしないように、歩けない靴で出掛けました(笑)

と言いつつついつい駅の周りだけ歩いたのですが、更にアウェイ感にさいなまれただけ(-_-;)「旧青梅道」という文字にちょっと救われましたが。

    

新宿の印象的な形のビルの最上階で、スカイツリーから新宿御苑、大阪よりは馴染みのある景色もよく見られました(^-^)/

        

印象派が何なのかもわかりませんが(-_-;)全体的に暗い感じの絵でした。画家さんたちがおじさん世代なのに、皆で仲良く交流したというのも違和感?「親しみやすく甘美な作品?」も確かにあったかな?ほんとに私みたいな絵心不足が拝見して申し訳なく(-_-;)

今回の作品の画家はムッシューばかりです(笑)20世紀初めのパリには女流画家はいなかったみたいです(-_-;)

最後の部屋にはここの名物ゴッホの「ひまわり」、ゴーギャンの「アリスカンの並木道」、セザンヌの「りんごとナプキン」や、東郷青児の美しく癒される作品、グランマモーゼスという75歳くらいから活動を始めて101歳まで長生きされたアメリカの女性画家さんの作品を拝見して楽しい気分になりました。

アメリカ人なら誰でも知っているという有名な方だそうで、10人の子供を産んで育て、(5人は早くに夭折したが)ご主人が70歳のときに亡くなりその後リウマチになってそのリハビリのために絵筆を執った!!という驚きのエピソード(@_@;)切手にもなっているそうです。ホッとする素敵な作品です。70歳から別の人生が始まる人もいるんですねぇ(*^_^*)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

歌川広重がついてくる(*^_^*)

2014年07月17日 | 芸術

昨年取りつかれたように完遂した広重プロジェクト(-_-;)お江戸の119か所を歩き廻った。若干燃え尽き症候群っぽいが、実は次は「東海道53次」という風が吹いてきている(笑)

20年前に永谷園で当たったカードを持ち続けてきたのもそんな前ぶりだったかも?しかしあまりにも小さくて字が読めないほどなので、amazonで衝動的に画集を買ってみた。

ありゃ?「町田国際版画美術館」の監修?数日来エアコンの中で満喫中!この絵の描かれたポイントをどうやって行ってみようかと長期的に妄想中!

  

なんとなんと実はこの本の大もとになった浮世絵は我が町の美術館にあるみたいです!!WEBサイトをチェックしたら、ちょうど「旅と人を描く~五つの「五十三次」展をやっている(*^_^*)

我が家からは5キロ足らずの距離、町田の中心部に行くちょっと手前の版画美術館には子供たちの作品展のほかには一回行ったことがあるだけです。駐車場は平日は無料ですが、開館前からなぜか車がある?と思ったら朝7時からやっていて、「芹が谷公園」の駐車場との事でした。

    

    

開館とともにいざ参上!入場料は?なんと企画展ではないので無料だそうです。もちろん撮影はNGですが、広重のお馴染みの作品のほかに「行書東海道」というものも並列、「双筆東海道」という、歌川豊国との合作の物もあります。3期に分けて少しずつ内容を換えるということなのでまた来よう!朝一から貸切状態で堪能しました。

ミュージアムショップで東海道53次で有名な絵はがき2枚と、別の画集も購入してしまった。珍しく暑中見舞いでも書いてみよう。

    

軽食できる施設もあるし、緑の多い庭はのんびりして鳥もたくさん来ていた。

          

こんなに立派な公園だったのね! 「虹と水の広場」というらしいけど大きな風車の様な噴水の様なものから水が落ちていて沢山の子供連れが遊んでいた。早くから駐車場がいっぱいなのはこれが理由だったのね。

                

この後久しぶりに町田の市民プールに行ってちょっとだけ運動してきました。なかなか素敵だな。町田(*^_^*)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ただいま東北旅行中です♪

2014年02月01日 | 芸術





蔵王樹氷→蔵王温泉→大湊→八戸→久慈→三陸鉄道
大人の休日倶楽部で堪能中です♪
ナイスミドルの旅日記で、ちょっと紹介中♪

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ありがとうNHKプレミア倶楽部(*^_^*)

2014年01月27日 | 芸術

気が向くとメールマガジンを観て応募することがある。先日のJR大人の休日倶楽部の「明治座」というわけにはいかないが、BSのJAZZ公開録画とかは意外に当たる、、当たってもいけないこともあるが(^^ゞ

「クリーブランド美術館展と人間国宝展」という国立博物館の展示が無料で見られるというのが当たった!

月曜日とあるので不審に思ったが、、とりあえず都内の美術館を殆ど制覇している高校時代の親友千姫に連絡、、確か娘さんの結婚式があるとか言っていたのでどうかな?」と思いつつ。

運よく結婚式は1週間前で「その日は暇!楽しみです」との返事だった。

今週から出かける予定の「乗り放題」のチケットを発券したり、とバスに乗ってみようと思っているのでその乗り場を調べたりしようと、待ち合わせ予定の11時よりも1時間以上余裕を持っていける、、

 

はずだったが、、「用賀」につく直前に「青山1丁目で人身事故があって遅れます」というアナウンス。

「ありゃ?」まぁ時間の心配は無いと思ったし座っていたので、ある意味余裕だったが、結局上野に11時ちょっと前に着くことになりちょいと遅刻する羽目に(^^ゞ

東急の対応は手慣れていて??すぐに「渋谷と中央林間で折り返し運転」と言われた。数分後には運転再開♪頑張るなぁ…とか感動する(*^.^*)とfacebookに投稿したりした。

しかし、

まだ三茶(笑)渋谷駅迄に数本電車がいるから発車見合せ中…車掌のアナウンスが私の苦手の「だでぃどぅでど」なのが苦痛(-_-;)こんなときにBGMとか流すのはNGかな?とりあえず池尻大橋迄動くらしい…出発しました。

と書いた近況もなぜかネットが繋がらない(^^ゞ

池尻でもしばらく停車、バスで代行輸送もしているとのアナウンスがあるが、、とりあえずこのまま行こう。

渋谷到着したら「45分遅れました」と言っていた。11時を目指して出ていたら完全に遅刻だった。

私はめったに電車で都内に出ないのにこんなで、、でも車内のお客さんは皆冷静で、、ある意味慣れてるの?とも思ったりした。

飛行機や新幹線に乗り継ぐ予定だったり、学生さんのテストとか、大事な商談とかってこともあるだろうなぁ。

何とか無事に渋谷から山手線で上野まで移動して、5分くらい遅れて待ち合わせのチケットブース前へ。

「クリーブランドって、ボストンとかも、なんで日本の物が沢山あるの?」と聞いたら「「戦争に負けたら取られちゃったんだよ」と言われて、、今更(@_@;)

そうだったのね、、でもおかげで無事に残っていてこうやって平和になって日本にお里帰りできて良かった!なんて思ったりもした。

通常500円くらいかかる「イアフォンガイド」まで2か所とも無料で貸してもらえたので再度(@_@;)高麗屋さんの解説でした!

「こんなに人のいなくて見易いの、って無いよ」と千姫に言われた。なるほど、、

屏風や大きな作品も良かったが、「草紙」も楽しいものもあったし、水墨画も驚くようなものも多く、モネやゴッホアンリルソーの作品もおまけで付いてきてくれていた(笑)

「人間国宝展」もお腹いっぱいになるくらい堪能した。

「西洋美術館」では「モネ」が来ているようだが、千姫に寄ると「混むよ!」とのこと。都心にいるとありがたみがわからないけど、地方からもみんな来るからね、、とのこと。

今更ありがたみを再確認。今年は美術館にも足を運んでみようかな。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

先祖が女流俳人?

2013年12月30日 | 芸術

中学か高校時代に亡き母から「れんたいおばあさまという俳人がいて浅間さん(近くの浅間神社)に句碑がある」と聞いて見に行った遠い記憶がある。ずーっと忘れていたのだけど、最近気になりだしてまさかなぁ、、と思いながらググってみた。

浜松在住の写真家さんが「松島十湖」という浜松で活躍した俳人の事を書いているブログにヒットして「二俣紛争」という記事に「蓮台」という名が登場してびっくりした。

こうなったら調べてみよう、、と本家に連絡したら「何か資料があるよ。『二俣かるた』にも入っているし」という返事が来た。「二俣かるた」分りません(^^ゞ

姪っ子に聞いたら「知ってる知ってる」と実物を出してきてくれた。なるほど「え」の札で「烏帽子蓮台は女流宗匠」となっていた。絵札は句碑の様だ。

    

お見舞いの後、久しぶりに本家に泊まって資料を見せてもらった。現在は15代目の我家の12代目の様だ。江戸時代から明治に生きて90歳と長生きしたようだ。

入院中の従兄が定年後にかなりみっちり家系のいわれなどを研究していたようで、そのノートなども持って帰ってきた。来年はいろいろこれらを調べてみたいと思っている。

    

          

翌朝、散歩がてら句碑のある浅間さんに行ってみた。寒いけど晴れ上がっていい気持ちです。と言っても本家から3分で着く、出身の高校のすぐ手間の階段を上って行くのです。

                

最近歩きなれてきたとはいえ、下から80段くらいはかなりの急な階段でした(^^ゞ最初の鳥居の向こうに句碑がありましたが、ぼろぼろで殆ど字も読めません(-"-)

    

さらに進むと階段ではなく、けもの道みたいな感じです。ふっと昨日の猿の大群を思い出して警戒しちゃう(笑)

          

浅間さんのお社です。甲斐の国の浅間神社の系列の様で、木花開耶姫命 (このはなさくやひめのみこと)が祀られているようです。

    

    

浅間さんのお祭りが年に一回あって、やはり少し余分に寄付をしているとか、句碑も年に一度はお掃除してお供物をあげていると聞き、本家って大変(^^ゞと実感。

もし今後機会があったら、所有権がだれなのか分らないけど、、 句碑の字が読める程度にしてみたい。

すぐそばに住んでいる弟は全くこの件を知らなくて、まぁ父が末男子だったので関係ないって言えばそうだけど、たまたま母が私に話してくれたので40年以上もたってこんなことになったというのも面白い限り、、来年は楽しくなりそう(*^_^*)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

女流作家繋がりの1日「sisの会」@「ゆうど」

2013年12月08日 | 芸術

「目白駅」は私は多分ほとんどはじめて、、佐保姫は以前なんとか?劇団の芝居を見に来たことがあるようですが、、駅前の大きな通りを少し歩いた場所の「ゆうど」というギャラリーに向かいます。銀杏の街路樹はまだまだ元気。

    

途中ちょっと行きすぎた(-_-;)、、でもおかげで以前佐保姫が来たといういギャラリーに遭遇!この辺りこんな感じのギャラリーや小さなイベントスペースがある場所かも

    

築90年の今でも井戸のある民家だそうです。「ゆうど」とは方言で「湧水」とか「井戸」の事だと、会に先立ってオーナーさんがお話をされておりました。昼の部はおそらく満員!そしてここに集う方々にも共通の雰囲気が、、先日の「格闘技」会場とは明らかに違う(笑)私たちって振り幅広い!!ナンテ、、変に自画自賛の2人。

  

遠慮しないで室内の写真撮れば良かったかな(-_-;)庭にいた二匹のねこちゃんが日向ぼっこしたり、追っかけっこをしたりしていたのも可愛かった。

「Sis」はフランス語で「6」という意味らしく詩人2人、朗読家3人、音楽家一人の女性6人です。最初は詩人でもある村野美優さん。緑の帽子が印象的。参考資料によれば出版の詩集も受賞されたりしている方です。もう一人の詩人はお友達のKO.KO.DAYS姫。こちらも数冊詩集が出ているし受賞歴もあり。本日はなんと和服!和服大好きと聞いていたが、上手く着こなされている。

  

朗読の「菅原ときこ」さん、「増田美穂」さん「座間智子」さんはかりのベテランとお見受けした!さりげない声の七変化に(@_@;)穏やかな表情も不思議な安心感を与える。

    

そして今回のBGMも担当された音楽家のSally Lunn(サリラン)さん。「中世二列弦ハーブ」と「プサルテリ」のほかに天井からつるしたトライアングルみたいなものや手で振ってきれいな音が出る鈴のようなもの、細い笛などで雰囲気を作っておられる。

    

KO.KO姫の朗読は以前六本木でも聞いたことがあるが、当時とは作風も変わっていて、私が言うのはおこがましいがぐっと力が抜けて分りやすいもので眼を閉じで聞いていたが風景が浮かびあがり、懐かしさも湧いてきた。

途中休憩にはお菓子とここの井戸水で入れたお茶をいただきました。全員の写真に写っているように天井から布が下がっていたり、照明も邪魔にならないように間接的時々ろうそく。白壁にひかりが温かく、良く映えました。東北の被災地の方の作品も販売しているというので指の出る手袋を買ってみました。実は先日大枚はたいて買ったスマホ用手袋、、使えない(-_-;)何とかスライド位はできるが、入力とかは無理×無理×最初からこういうのにすべきだった。

  

とても温かい会だった。ただ一つ、残念だったのは古民家だから私のわがままだとは分っているけど、さすがに畳に座布団でお座りはきつかった(-_-;)お茶で鍛えられている佐保姫や前列の奥様などは全く大丈夫そうだったが、とにかく正座は全く駄目なヘタレの私は、カッコつけないで数少ない椅子をゲットしたかった(笑)それでも一番後ろで柱の前をゲットして何とか凌げたが、、、畳が生きないのもなんだから完全に椅子とは言わないけど何とかもう一工夫してもらえると良かったかな(笑)朝から樋口一葉に感動していたのに加えこの女性たちの活動に出あって女優芸術家に触れた一日でした。

途中で「アルパカ専門店」に寄り道した後、佐保姫と渋谷で分れたのですが、これも前回心残りだった渋谷「ヒカリエ」のswich room(トイレ)に行ってみようと乗り換えのついでに向かってみました。意外に地味なクリスマス?そしてトイレは3・4階は長蛇の列(-_-;)何とか5階を使ってみましたが、クリスマス前の土曜日、入った私が間違いだった。

        

というわけで早々に帰宅、すずかけ村の駅前のツリーが11/30から点灯しておりほっとします。震災の年には点かなかったので平和な年でよかったな。と実感。

  

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする