草もち姫 徒然なるままに

日暮し、PCにむかひて心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。

まるで江戸っ子、歌舞伎座と末広亭のはしごその2

2006年04月20日 | 歌舞伎
 
歌舞伎座4月昼の部の後で迷いつつ新宿の「末広亭」に行ってみた。「立川藤志楼」の落語があるというので。
実は作家の高田文夫さんの高座名がこれ。10日間限定で新宿の末広亭で落語をしているらしい。ニッポン放送リスナーの姫はこの辺の情報には詳しい。毎日大騒ぎのラジオについに「行ってみよう!」とミーハーの虫が騒いだ次第。今をときめく三遊亭昇太さんも、大好きな小遊三さんも出るし、でも入れなかったらどうしようかな?昼の部が12時から4時半、夜の部が5時から9時まででなんと入替なし。2700円で居ようと思えば1日遊べるということですね。(ウッシシ??)歌舞伎座を出て丸の内線で新宿3丁目についてすぐの末広亭に着いたのが4時半前「今から入りますか?」と聞かれとにかく入れそうなので入ってみた。なんと満席で、真ん中が椅子席で両側と2階が桟敷席らしい。お座りが苦手の姫としては昼の部が終わって帰ってくれる人に期待してしばらく後ろで待ってみた。
やはり3分の1ぐらいの移動があって(逆に言うとたった3分の1)座席を確保。コレが本場の寄席の落語かぁと嬉しくなった。矢継ぎ早に落語やコント漫芸が続く。そのうちになんだか暑くなってきた。立ち見の人がどんどん増えてなんと7時半には満員札止めになったとか。(良かった早く入っておいて)
中入り後は今をときめく昇太さんの落語はさすがに勢いがあってキレがいい
さぁいよいよ高田さんだと思ったらとりのはずの「便所でお尻を副会長」の小遊三さんが出てきた「高田先生がまだ来ないので」とギャグのような本気のような、、立川談志が寄席に来るか来ないとか、、とか「こういうことはよくある話でつなぎの人は羽織を脱いで端のほうに投げておいて準備ができたら羽織が引っ込むから羽織を見ておいてくれ」とか言う話で繋いでいる。本当に来ないのかなぁ?と心配したが、 黒紋付で登場した。どうしても「とり」をとりたかったから遅刻してきたんだよ。確信犯だから、、」と登場した。
毎日入れ替わるお茶出しは東Xだった。記念にと会場をバックに撮った写真にはド真ん中に居た私も映ったかも?明日日刊スポーツを見てみようかな?歌舞伎と似ているのはまさしく庶民のものでいや歌舞伎以上に世間ネタ満載。今日当たりはアイフル・新庄・ヒューザーとか。歌舞伎座も「イナバウワー」も出たりするが寄席はもっ柔軟に言い放題。何でもやるよ。とのコトでリクエストに応えて「火焔太鼓」をした。随所にギャグ満載。最後のオチも半鐘でおじゃんなんていまどき意味不明だろう。とのコトで延々とバージョンを披露して、今風鶴屋南北のよう。明日で千秋楽らしいがもう2度と落語はしないかもしれないから平静のミーハー姫としては思い切っていってよかった。帰りの地下鉄もラッキーにも座れて本当に良かった。心配なのは今後もこのはしごをしそうな予感。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まるで江戸っ子、歌舞伎座と末広亭のはしごその1

2006年04月20日 | 歌舞伎
歌舞伎座4月昼の部は一言で言うと不思議な感じだった。1つ目の「狐と笛吹き」は口語なのでなんだか変。今昔物語のエピソードを脚色したらしいが、、どうも変な感じだった。福助さんのともね(本当は狐の子供)は色っぽかったが、梅玉さんの発声が良すぎて?なんだか見ているほうが気恥ずかしい。「高尾」の雀右衛門さんは集団で来ていたイギリス人の話題の的だった。80歳?いや83才らしい?エー嘘でしょ?と幕間の話題を独り占め。「沓手鳥孤城落月」(ほととぎすこじょうらくげつ)は大阪城の落城を前に淀の方が壊れていく様子を見せるもの。橋之介さんの息子の国生君が階段落ちの大熱演。最後の関八州繋馬(かんはっしゅうつなぎうま)は豪華絢爛神社仏閣??もの、イギリス人のおばちゃんに蜘蛛の糸(細くて白いものをパーッと投げる・そしてすぐ片付ける)が大うけで。立ちあがって拍手拍手。片岡仁左衛門さんってなんで細いのに迫力あるんでしょう。幕間にお話した人がイギリス人の俳優さんで歌舞伎大好きらしい。新橋演舞場は「オペラならいいけど歌舞伎向きじゃない」とか言っていた。シェイクスピア劇団の方なのでやはり(古臭くて)伝統があるのが好きなようだ。一幕見もいつも以上に外人さんの行列。3階席も3分の1は外人さんで日本の一番いい季節にたくさんの観光客が来ているのね。早く座席をゆったりにしてください。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フジ「トップキャスター」のロケが、、

2006年04月17日 | 日記
仕事帰りに6時半ごろ田園都市線「すずかけ台駅」に着いたところ、駅前に黒山の人だかり、、この閑散とした駅に人ごみができるのはなんかのアクシデントで電車が止まるか年に2回のバザーしかないので、「どうしたのかな?」まぁ我が家は歩いて数分なのでいいのですが。
 どうもドラマのロケらしい。駐輪場のおじさんに聞いたら「フジテレビのキャスター物らしいけど、天海祐希はもう帰ったらしい」とのことで、おなかも減ったし、暗くてよく見えないから帰ってきた。特設の時計台のようなものが出来ていて沢山のエキストラがスタンバイしている。次に帰ってきたあんころ娘は、矢田亜紀子と玉木宏を見たといってた。今日が1回目のドラマだったので早速みたら結構面白い。今日の分はほとんどフジテレビ周辺のロケで出来ていたが、最後の結婚式のシーンは、、「あれっ?どこかでみたような、、そうだ、G君のシンフォニーみたい?」。早速G君にメールしたら「そのとおり」との返事で東京湾シンフォニークルーズでした。営業部長としては良い宣伝になったようです。内容も結構面白いし、天海さんは格好良い。月曜の楽しみが出来た。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新生活を始めたばかりの忙しい方の隙を狙って、、  

2006年04月12日 | 日記
息子が就職して自宅から通う予定だったが急遽寮生活になり、洗濯機を購入した。後日他のお店で「これこれこれ買ったんだ」と娘に説明していたらそばにあったキャンペーンの広告に気がついた。ネットで応募するらしく詳細が分からなかったが家庭でプラネタリウムができるという機械かJTBのギフト券5万円分ということで、狭い家にひとつも余分なもの入らない我が家は迷わずギフト券を選んだ。
とはいえ、息子に「製品番号を保証書を見て教えて」とメールすると「ごみの中」との事。諦めきれない母は「じゃぁ洗濯機本体を見て」と再度メール。何とか返事が来たのが、締め切り1時間前。
しかし新生活を始めたばかりの忙しい方がその程度応募したのか?この隙を狙って、当たってほしいなぁ。と普通に期待はしたがまさか、、10日締め切りで2日後の今日「当選です」メールが届いた。何でも当たっただけでも嬉しいのに、42000円の洗濯機がただになった。超うれしい。
忙しくて応募できなかった方ごめんなさい。m(__)m

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オーストラリアから一時帰国の佐保姫とコクーン歌舞伎WOWOWスポンジパブ  

2006年04月12日 | 歌舞伎
真夏のオーストラリア(最低24℃・最高31℃らしい)から花冷えの東京に一時帰国の佐保姫とかねてから約束のコクーン歌舞伎「東海道四谷怪談北番」を見ました。今日はゲスト席に津川雅彦さんとおそらくお嬢様と思われる方がいました。真っ白なジャケットにキャップに白いひげでテレビで拝見すると同じくダンディーな方でした。
 さて北番はどんな展開かというとお岩さんがなくなるまではほとんど同じただし配役が変わっていて、七之助さんはお岩の妹お袖。亀治郎さんが伊藤家のお嬢様でこれがちょっとユニーク。
後半の川の場面が南番では本当に水を使うので有名だが今日はなんと欽ちゃんの仮装大会張りに、全身水色やところどころ緑に染めた黒子さんのスタイル、つまり水子さんが舞台一面に敷き詰められている。最後はワイアーアクションと上から人が地獄に?まっさかさまに堕ちていくということなのか人形がバンバン落ちてくる。ウーン確かに奇抜。会場スタンディングで3回もアンコールがあったが、私は昔からの南番方式が好きだな。三谷歌舞伎も串田歌舞伎も新鮮ではあるが、ここ何年か歌舞伎を見続けてくるとやはり古典の凄さが分かったような気がする。
 強く振り出した雨の中をWOWOWで当たった映画「スポンジボブ」をみるためにわざわざ九段下の科学技術館まで場所を変更。昨今アメリカで馬鹿受けの子供用のアニメだがキャラクターグッズはヨモーギン娘。も可愛いといっていた。いかにもアメリカ人がすきそうなつくり。確かに面白い。
その後は佐保姫とロイヤルホストに入り、オーストラリアのことを聞いたりお互いの両親や子供の話に時間があっという間に過ぎていった。何とか佐保姫が滞在している間にオーストラリアに行ってみたいと思っている。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一番いやな家事をやって一番好きな歌舞伎に行く

2006年04月07日 | 読書
主婦暦25年子供4人ともなると家事はもう日常のことだが、押しなべて好きではない。特に嫌いなのは『ガスレンジ周りのお掃除』です。4週に一回ダスキンで換気扇のフィルターを取り替える日または翌日を掃除の日と決めている。歌舞伎座の夜の部をこのあたりにぶつけると、単純に張り切って出かける前にすると言う次第。人参があったほうが馬は走るというわけ。
というわけで4月夜の部は6世中村歌右衛門5年祭ということで豪華メンバーがそろった。芝翫さん・仁左衛門さん・吉右衛門さん坂田藤十郎さん・富三郎さん・福助さん・勘太郎さん演目は「伊井大老」「口上」「時雨西行」「伊勢音頭恋寝刃(こいのねたば)」と趣向も色々。
伊勢音頭の仲居の万野という役を福助さんが始めてされたようだ。以前勘三郎さんの万野を見たが、福助さんは普段女形が美しいだけに、強烈にいやらしさを出して、、笑えた。
今日残念だったのは伊井大老の夫婦の語り合いの最後の盛り上がりで、私の2列右後ろで、携帯のベルが派手に5回以上なり続けたこと、、暗いし、焦ると余計にどこに携帯あるかわからないんですよねぇ。みんなで白ーい目。「アーア、おばちゃん勘弁してよ」ってね
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする