
浅草新春歌舞伎の夜の部の予定だったので、今日は初めて浅草のひとつ手前の『田原町』で降りてカッパ橋商店街に行ってみました。聞きしに勝るお道具の街。両側に並んだ食器や調理器具・看板・ディスプレイ・ユニフォーム中華料理専門・和食専門・輸入品の専門店そりゃもう楽しくて、、もっとゆっくりしていたかったけど、パエリア用のパン500円也とひびが入ってしまって探していたフォンデュ用の鍋750円也、ハンドルのついたざる1000円也を買いました。
そのほかに絶対行ってみたかった、江戸下町伝統工芸館・浅香光代さんと浜口京子さんのお宅などウォーキングがてらすっかりミーハーしてみました。じきに写真をUPしますね。
そしてこれも以前からずっと行ってみたかった『麦とろ』のお店。本店は改装工事中で支店だけでしたが、麦飯ととろろを堪能しました。
そしてもちろん今日のハイライトは新春歌舞伎の夜の部、仮名手本忠臣蔵の勘太郎さんが早野勘平・七之助さんがおかる版。もうひとつの舞踊「蜘蛛の絲梓の弦(くものいとあずさのゆみはり)はもうびっくりの連続。市川亀治郎さんが6変化。踊りの上手な方と評判ですが、童から座頭・薬売り・番新・傾城・実は女郎蜘蛛の精というものでこれに獅童さん・七之助さん勘太郎さんが花を添えて、蜘蛛の糸を惜しげもなく投げまくってお正月らしく派手な舞台でした。
そうそう今日のお年玉の新年ご挨拶は獅童さん。いつものように「明けましておめでとうございます」と名乗ったあと突然立ち上がり『エーということで』とロック歌手のライブののりで「2階席元気ですかぁ?」「3階席元気ないですよぉ」みたいな、、、非常にラフにお話をされて客席のほうに話も振ったりして個性を出していました。新聞によると七之助さんの挨拶はかしこまっているバージョンらしい、、見てみたかったな。
やはりおかるは七之助さんがいいな。ふたり抱き合う場面で後ろ姿がすごく色っぽかった。勘太郎さんの早野勘平は眼を閉じて聞いていると勘三郎さんに声が似ていてびっくりでした。とにかく3階席は2000円。1列目だったせいもあってとてもよく見えたし、歌舞伎座よりイスが上等でとても満足の3時間半でした。