NPO一期一会が主催する「Music for you」は、東京では初の本格的なイベントらしく、つきみ野姫様ご一家が大活躍。
事の起こりから事情を聞いていたので、行きがかりとはいえ(笑)本当にその努力には感心するばかり(^^ゞ
名古屋のイベントの後から5泊6日間移動から住む、寝る、食べるを全部サポート!ご夫妻が倒れないかと心配、、、
いよいよ今日が東京ではメインイベント、文京区の「ラリール」でのコンサートの日です。
「茗荷谷駅」には初上陸、案内通りつくば大学方向を目指していきます。大通りから一本入っただけで木立があふれる遊歩道が続きます。筑波の中高があるらしくオブジェも変わってる!
「つくば大学」と「放送大学」の看板の前を「教育の森」という遊歩道を進むと、文京区スポーツセンターが右に見えます。
その前を左に下って行ったところが会場のようです。特に看板もないのでわかりにくいですが、、、
つきみ野姫様のアイディアで譜面台にポスターが置かれていました。受付には会の代表者の方と「一期一会」Tシャツ姫が、、ご主人も知り合いのゲストをお出迎えです。
今回は私は一応プログラム作成でちょっとだけ参加(*^。^*)クリックするとちゃんと読めます。
さて、会場はいすが足りないくらい満員!無料とはいえ月曜日の夕方にこれだけの人を集められるのはさすがにつきみ野姫ご夫妻の力(*^。^*)
チェコ在住で今回のギタリストさんの奥様であり、一期一会の代表のお嬢さんという方のご挨拶は、このコンサートのいきさつなどを簡潔に紹介されていてとても素朴で好感が持てます。
最初は小学生の姉妹の琴の演奏、、最前列の(多分お師匠さんであるおばあちゃん)が見つめる前で若干緊張しながらも素晴らしい演奏です!浴衣も可愛い!
はじめて聞く(見る)しかも最前列で、、本格的なクラシックギターの演奏です。演奏前の様子ですがこちらも緊張しちゃう(笑)これでもかってくらい沢山弾いて下さったが、一曲一曲どころか一音ごとにも丁寧に必死に演奏されていてビックリ!しかも爪には何もない(^^ゞ同然お琴の演奏のような爪をつけるとかピックを持っていると思ったので、、お隣の奥様に伺ったら「爪は楽器の一部」ということでとても大切にケアされているようです。
そういえば、会場は満員でかなり暑くなったのですが、エアコンが効かないのかな?一部の方からも申し出があったようですが、実はギターの繊細なチューニングに影響があるとかで「ギターの演奏中はOFFでお願いします」とのこと。演奏者は長袖の服を着ているし、、 そうであれば一同納得です。
向かって右の方は声楽家でもあるらしく、素晴らしい歌を聞かせてくれました。チェコ語の歌はよくわからないけど、最後の日本の曲は感動が倍増!!!
「ホームステイ中、練習したら家が壊れるかも(^^ゞ」と冗談のように言っていた姫様の言葉通り、良く響く素敵な歌声です。
途中の横山ゆう子さんという方に琴は一風変わっていて、金子みすずさんの詩に曲をつけてご自分で歌われます。
MCも慣れたもので、選曲もイギリスのプリンス誕生祝い?のイギリス民謡2曲、金子みすずからは震災後にメジャーになった「こだまでしょうか」他2曲披露されました。
改めて「金子みすず」さんをググったら、、素晴らしい詩と引き換えにつらい人生を送られたようです、最後は自殺、、でも命日が3月11日とは(^^ゞ
皆さん心からの拍手を送られていたと思います。立ちあがっても良かったけど、、みんな大人しい(^^ゞ
フィナーレはみんなで合唱です。「浜辺の歌」と「ふるさと」歌詞はうろ覚えだけど、なんだか感動して泣きそうでした(^^ゞ
最後はさすがに堂に行ったつきみ野姫のご主人のご挨拶です。そしてここでつきみ野姫様の関係でマニラでご一緒だった方たちと再会!短い時間でしたがガストで懐かしいマニラの話に花が咲きました。アー楽しかった!抹茶かき氷も美味しかった!みんなそれぞれ子供さんも成長している様子、マダム達もそれぞれ楽しんでおられる様子、また会いましょう!
こだまでしょうか
「遊ぼう」っていうと
「遊ぼう」っていう。
「ばか」っていうと
「ばか」っていう。
「もう遊ばない」っていうと
「遊ばない」っていう。
そうして、あとで
さみしくなって、
「ごめんね」っていうと
「ごめんね」っていう。
こだまでしょうか、
いいえ、誰でも。
私と小鳥と鈴と
私が両手をひろげても、
お空はちっとも飛べないが、
飛べる小鳥は私のように、
地面(じべた)を速くは走れない。
私がからだをゆすっても、
きれいな音は出ないけど、
あの鳴る鈴は私のように
たくさんの唄は知らないよ。
鈴と、小鳥と、それから私、
みんなちがって、みんないい。
月日貝
西のお空はあかね色、
あかいお日さま海のなか。
東のお空眞珠いろ、
まるい、黄色いお月さま。
日ぐれに落ちたお日さまと、
夜あけに沈むお月さま、
逢うたは深い海の底。
ある日漁夫にひろはれた、
赤とうす黄の月日貝。