川越雑記帳2(川越見て歩き)

亀の前ぽつんと落ちた椿かな/亀の口賽銭入れて何祈る(喜多院)

喜多院の松平大和守廟所の入口脇に大きな亀の像があり、その前に赤い椿が1輪落ちていた。


亀の像の後ろには、以前見たのとは別の椿がある。
落ちている花は、その木よりも少し離れているので、風に飛ばされてこの位置に落ちたのだろうか。


亀の背中を見れば分かるように、元はこの上に石柱が載っていたらしい。
それが無くなり、台座の亀だけが残されている。


亀は恐ろし気な顔をしていて、少し口を開けている。
その口と目のくぼみに、8枚ほどの1円玉が置かれている。
お賽銭のつもりなのかも知れないが、一体なにを願ったのだろう。


椿は以前見たものと同じ種類のようで、木の高さも花の付き具合もほぼ同じである。




椿の下に並んで藪を造っている木はアオキで、ちょうど赤い実を付けていた。


アオキの赤い実はやや細長く、つやつやとした光沢がある。


亀の後ろの方にも、赤い実のなる小さな木があった。
マンリョウだと思うが、多くの実を付けていた。
鳥が見ていないとは思えないので、わざと残しているのか。


今は観光客も少なく静かで、1組だけ廟所の奥へ行って戻ってきた。

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コメント一覧

川越原人
yutaka901さん
コメントありがとうございます。
確かに亀に似た、中国の伝説中の動物贔屓(ひき)だと思います。
台座になると、亀趺(きふ)と呼ばれるのも面白いですね。
この上に乗っていた石碑か石柱はかなり昔からないようで、どんなものが建っていたのか分かりません。
またこの像に関する伝説もありまが、それはまた別の機会に紹介します。
yutaka901
おはようございます、kwgさん。

当地の平和記念公園に韓国人原爆犠牲者慰霊碑が建立されています。
平和記念資料館の説明文にも亀とありますが。
中国伝説上の生物ではないかと思っているのです。
頁を編集していますので、
よければ時間あるときにみてください。
http://masuda901.web.fc2.com/page2bx14a.html
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