川越雑記帳2(川越見て歩き)

どんぐりを拾う子らの声楽し/草刈りのすみたる池にカモの群れ(仙波河岸史跡公園外の池)


愛宕神社から仙波河岸史跡公園への階段を下ると、下の方で子供たちの声が聞こえた。

どんぐりを拾いに来たようで、5、6人の子供と2人の保育士さんがいた。

「すみません」と1人の保育士さんが声を懸けてきた。

坂道が細いので、歩くじゃまになると思ったらしい。

各地で熊が出没しているニュースが多く、山にどんぐりが少ないと言っていたので、

「やはり、どんぐりは少ないですかね」

「さあ、そうなんでしょうか」

などと言っていると、こどもたちは、どんぐりの入った袋を持ち上げて、

「どんぐり」、「こんなにあった」などと、次々に私に見せにくる。

拾い始めたばかりのようで、数個しか入っていないが、嬉しそうにしている。

その可愛らしい挨拶を受けた後、その道から脇へそれて、公園外の池へ通じる道を探したが、奥は狭くなり無理のようだった。

しかたがないので、いつものように公園を抜けることにした。

歩行者用の木製デッキに出ると、前から自転車に乗った女性が来た。

こちらを見ても降りるそぶりもなく、スピードもそのままで、すぐ脇をすり抜けていった。

やはり、入口の看板は無視されているようだ。

喜多院と同じような対策が必要になるかも知れない。


池は以前と同じように、静かな水面だった。

金網の間から中を見ると、岸の雑草が刈り取られている。



対岸には並木があるが、その下の岸も奇麗になっていた。



右手の葦は枯れ、水面の水草も低くなり、ぺったりと浮かんでいる。



その近くに、4羽ほどのカモがいた。

こちらを警戒したのか、すーっと泳いで池の中央に移動した。



遊具のある小さい公園を迂回して、葦のある方の道に出た。

そこから中を見ると、公園側の岸も草刈りが済んでいた。

岸は狭く急斜面で、草刈りは大変だったと思う。



池に沿って先へ行こうとしたが、また、水道官の工事をしていたので、引き返すことにした。

金網を見ると、「あぶないから、はいっては いけません」と並んで、例の「犬の  は飼主が持ち帰りましょう」の看板があった。



よく見ると、「犬の」のあとに、うっすらと「ふん」の2文字が読めた。


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コメント一覧

川越原人
情報ありがとうございます
情報ありがとうございます。
この辺りのカワセミについては、この近くに住む方が、ブログに写真を載せています。
仙波河岸史跡公園にも、出没するようです。
残念ながら、私はまだ見ていませんが、運がよければ見られるだろうと思っています。

jikan314
昨日、以前ご紹介頂いた喜多院五百羅漢横の芭蕉の俳句碑の元あった弁天に参拝した時、古い写真の案内が有り、句碑があった旨の記載が有りました。何度も参拝しているのに、気が付かないものですね。
散歩の途中、仙波の新河岸川にカワセミがいました。鳥ですから、昨日いただけで、今日いるとは限りませんが、情報を提供します。
太鼓などを売っているお店の幼稚園と仙波館のお寺の付近です。(池にいたのはそこの園児でしょうか?)
喜多院の紅葉も連休には、染め上がるでしょう?
又お邪魔します。
節句
どんぐりを栗鼠と競ひて園児笑む
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