川越雑記帳2(川越見て歩き)

畳橋護岸工事の進行中/水中静かにコウホネゆらり(新河岸川)

釣り人を左に見ながら下流へ歩く。
前方を見ると、驚いたことに畳橋の周囲で工事が行われている。
橋はとっくに完成したはずなのに、何の工事だろう。


川の中に滝下橋の工事でも見た太い管を並べて両岸をつなぎ、その上に重機が置いてある。
対岸にはダンプカーがあり、その脇には土砂が積み上げてある。


こちらの岸には土嚢が並び、重機と車が見える。


岸の柵に以前見たのと同じ看板が立てられている。
「新しい護岸をつくっています」とあり、工期は「令和4年3月18日までとなっている。
この日は3月11日だったので、あと1週間である。


少し先に岸か河川敷へ下りる坂があり、鉄板が敷かれていた。


新しい畳橋の上から工事現場を見下ろす。
ちょうど休憩時間のようで、重機等はみな停止していた。
鉄板を敷いてある所は大きなH形になっていて、その周囲には土嚢が積まれている。
手前には岸との間に溝があり、そこから汲み上げた水を川の本流へ流していた。


橋を渡り反対側から見ると、鉄板の敷いてある所はこちらの方が少し広い。


畳橋と並行している歩行者用の橋から見ると、橋の上流からこちらまで鉄板と土嚢はつながっていた。


橋を渡り反対側から見ると、こちら側にも岸との間に溝があり、排水用のホースが川へ延びている。
溝の中へ下りる階子もあった。


この辺りにはコウホネがあったはずだが、見当たらない。
よく見ると、土嚢のすぐ脇の水中にわずかに葉が茂っているのが見えた。


看板には3月18日までとあるが、それまでには終わるのだろうか。
工事の終わったあと、コウホネが以前のように復活するかも気になる。

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