細い枯れ枝の先端が、大きくカーブして立ち上がっていて、トンボはその先端近くに止まった。
何度か飛び立つが、すぐにまた戻ってくる。
そのトンボの後方に、コムラサキシキブの実が見えるが、8月上旬のこのときはまだ緑だった。
小さなかたまりを作りながら、枝に沿って並んでいた。
8月の下旬になり、コムラサキシキブの実は少し色づいてきた。
場所によって色の濃淡があるが、紫というよりうすいピンクに見える。
もっとも色の濃いところでも、まだこの程度である。
枝によっては、かなり実が密集している所もある。
台風10号がゆっくり移動中で、コースがまだよく分からない。
来れば、風も雨も強そうなので、完全に色づく前に散ってしまわないか心配している。
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