以前、川越八幡宮の手水舎に樋が付けられたことを書いた。
1ヶ月ほど前八幡宮に行ってみると、木の樋は同じだったが、水面に何か浮いている。

中央の白木の樋の両側の水には、色々の花が浮いていた。

花手水を見るのは、天然寺以来である。
花手水は流行っているのだろうか?
最近、竜口の後ろがどうなっているか気になる。
この竜はほぼ頭部だけで、下は石の中を通る水道管につながっているだけである。

花手水はその時だけかと思ったが、1週間ほど前に立ち寄ったときも、花が浮かべられていた。
よく晴れた日で、明暗が出来て少し見にくいが、全体の花の色は以前と変わっていた。

花手水を見て、八幡通り側の鳥居を潜ろうとして、あれっと思った。
3本の石柱の中央には、銀色のハトの像があるはずだったが、何にもない。

ハトのあった所は、白くなっているだけである。

最初見たとき、どうやって石の上に固定しているのか分からなかった。
不安定な感じがしていたが、しっかり固定することができずに、撤去されたのだろうか?
それとも、再挑戦はあるのか?
1ヶ月前の写真を見ると、その時はすでにハトはなくなっていた。
うっかりしていて、見逃していたようだ。

とりあえず、今は、以前の姿に戻ったということである。
ただ、石柱の上の白い跡を除いて。
鳩なくて白き跡のみ残りけり