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もちろん、スタンダールの小説とは何の関係もない。
仙波の氷川神社で、白いヒガンバナの写真を撮り始めたとき、木立の中から黒いものがヒラヒラと飛んできた。
クロアゲハだった。ヒガンバナの蜜を吸いに来たらしい。
ヒガンバナに昆虫、特に蝶が来るなどというイメージがなかったので驚いた。
シロの次はクロかよ。
ヒガンバナは逃げないので、こちらを先に撮ることにした。
花から花へ、次々と移動して、なかなかシャッターチャンスがない。
数枚撮ったうちの一枚がこの写真。
図鑑によると、「元々は林の周辺を好むチョウで、アゲハチョウより暗い場所を好む」とあった。
木立の中のヒガンバナ。そこに来たクロアゲハ。まさに、その記述通りの出会いだった。