川越雑記帳2(川越見て歩き)

火の見櫓37 南古谷自警消防団第三分団(木野目)

 「散歩」のコース50には一基の火の見櫓が残っている。

 「散歩」には、牛子稲荷神社に火の見櫓がある書いてあるが、現在は残っていない。
また、あるサイトには、南田島の薬師堂の写真があり、そこに火の見櫓が建っているが、これも今はない。
唯一残っているのは、木野目の稲荷神社前を南下したところの交差点の火の見櫓である。


 この櫓は、旧富士見有料道路の木野目(北)交差点からも見える。
交差点から少し入ると道路の先にあり、周りに高い建物がないので全体がよく見えた。


 交差点を過ぎ、反対側から櫓の全体を撮った。
変形の交差点なので、櫓はY字路の角に建っているように見える。
脇には、道路に沿った小さな川があった。


 三本脚の櫓で、物見台は六角形であった。
屋根も六角形で、その一角が破れていた。
屋根の下には半鐘が掛かったいた。


 脚元には、耕地整理記念碑が建ち、その反対側に倉庫があった。
 倉庫の上部には「南古谷自警消防団第三分団」と書かれていた。

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