小室の泉小学校の南側には細い道がある。 泉小の前を西へ進むと、前方に火の見櫓が見えた。 近づいて見ると三本脚の櫓で、防犯の垂れ幕が下がっていた。 他の火の見櫓では見られなかったものである。 物見台と屋根は六角形で、角のヒゲはクルクルと巻いていた。 屋根の上には風見があり、屋根の下には半鐘が掛かっていた。 特に破損は見られず、良い状態に思えた。 脚元には三角のコンクリートブロックがあり、その頂点から三本の脚が上に延びていた。 隣りの平屋は、小室公民館であった。