川越雑記帳2(川越見て歩き)

40-10 閻魔堂



 「その目の前、北田島農民センターの北側にあるのが閻魔堂である。」
 道祖神を左にして前方を見るとお堂が見える。
道を進み右折すると、たんぼの先にお堂と赤い屋根の建物が並んでいた。
赤い屋根の建物が農民センター(地図には自治センターとある)と思われた。



 次のT字路を左折すると閻魔堂の前に出る。
 閻魔堂の左側に六地蔵が南向きに並んでいて、その右奥に墓石が見えた。

 「本尊はいうまでもなく閻魔大王で、二尺一寸の木像である。胎内にある銘文によると、この像は享保九年(1724)の開眼で、作者は江戸神田鍛冶町の大仏師法橋幸慶である。
 この堂の別当寺だった円満寺住職慶純の念仏供養、北田島村六六部巡礼成就、山口領竹村出身の扶善の百日念仏成就などのために奉納されたものである。」

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