川越市の新型コロナウイルスの感染者は8日間ゼロだったが、5月7日に1人増え44人となった。
その後の8~10日はゼロで推移している。
埼玉県には63の市町村があるが、そのうち5月8日現在で5人以上の感染者がいる市をグラフにした。
上位3市(さいたま市、所沢市、川口市)が群を抜いて多く、この3市だけで全体の4割を占める。
川越市はこれに続いて4番目に多くなっている。
人口10万人当りの感染者数は、人口が10万人以上の市だけをグラフにした。
(したがって、10万人未満の市でもこの数値が2桁になるところはある)
所沢市が断然多く、2番目の入間市の2倍に近い。
川口市は4番目にあるが、さいたま市は川越市よりも少ない。
その川越市は、埼玉県全体とほぼ同じ数字になっている。
上位3市が断然多いのは、病院でのクラスターが発生しているためで、5月8日現在では、
さいたま市では1ヶ所25人、所沢市では2ヶ所52人、川口市では1ヶ所30人となっている。
試しにこの人数を引いてみると、10万人当りの人数は、さいたま市9.4人、所沢市25.6人、川口市12.2人となる。
所沢市はまだ多いが、川口市は川越市とほぼ同じになる。
川越市が上位3市と違うのは、この病院でのクラスターの有無だけである。