KYOKUKENZO'S WORKSHOP 2025

「道」は自ら切り開くもの。
他人の後追いは「道」にあらず。

東海の名園。

2017年04月11日 | 和食
徳川慶喜の屋敷として

20年。

静岡の迎賓館として

120年。

その歳月は庭や建物の
あちこちに結晶して

訪れた人々に
古い昔の出来事を
語りかけてきます。

「浮月」と云えば静岡を知り、
静岡と云えば「浮月」に思い至る。

「東海の名園」と
持て囃さるること
百余年に及んでいる。

(浮月楼パンフレットより抜粋。)

静岡在住の旧友と再会。

「浮月楼」で盃を交わしました。

この浮月楼に題する歌。

いにしえの
その面影も池水の
心に浮ぶ宿の月かな

(国学者 中村秋香)

池水は
むかしながらのすみてあれど
老木の杉のかげししのばゆ

(国学者 佐々木信綱)

池の面は
むかしのまゝにうつり来て
花咲くもよし月照るもよし

(先々代 浮月楼店主)


朋と語り美酒を飲む。

窓外には月浮かぶ名園。

温まる旧交。それは

2時間3時間では到底足りぬ。

だから

もう一軒行きませんか。kyokukenzo

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