KYOKUKENZO'S WORKSHOP 2025

「道」は自ら切り開くもの。
他人の後追いは「道」にあらず。

洗濯機考。

2016年03月11日 | 歳時記
我が家の洗濯機は
購入して5年になる。

うちの奥さんが
あれこれ悩んで
決めたように記憶している。

私のような者にも
使いやすく、幸い故障など
したことがない。

洗濯機ならS社製と
こないだテレビで言ってたが
見てみると家のも
S社製だった(今のA社)。

たとえば

電化製品を買うときなど
電気店を見て回ったり
楽天や価格ドットコムなど

情報を集めたりして
決めるのが普通と思う。
安いものではないので。

でも

我が家の洗濯機のように
何年も調子が良くて

これにして良かったねと
言ってるうちは良いが

これが一旦故障でも
しようものなら、

そしてその時の
メーカー担当者の対応が
ちょっと悪かったりしたら

あー。

S社製にしないで
X社製にすれば良かった。

などと考えてしまうのが
世人の常であろう。

一旦そうなってしまうと
これまでの快適な
洗濯事情も一変して

壊れた。

メーカーの対応が悪い。

といったS社製に対する
負のイメージだけがのこり

これまでの正イメージ。
良さ、便利さ、快適さは、
どこかへ葬られてしまう。

良かったことは忘れられて、
マイナスイメージだけが
残ってしまう。

あくまでたとえばの話だ。

人生はリセットできない。

だから
S社製の洗濯機にして
良かったのだ。

X社製にしていれば
もっと早く
壊れていたかも知れない。

もっと最悪の対応を
されたかもしれない。

ゲームの世界と違い
リアル人生はリセットできない。

右を選んで渋滞にはまれば
左を選ぶべきだったと悔やむ。

でも左を選んだら
もっとひどい
渋滞にあったかもしれない。

交通事故にあって
命を失うことに
なったかもしれない。

いま。

楽しかったり
苦しかったり

嬉しかったり
哀しかったりを

繰り返しながらも
なんとか道を歩んでいるのは

その時その時の
道の選択が
正しかったからだ。

幸い我が家の洗濯機は

これまで一度も
故障したことがない。

さすがは奥さんの見立てだ。kyokukenzo
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伝統。

2016年03月10日 | 中華料理
発寒で伝統の味に会う。

宮保蝦仁。

引き継がれる伝統の味。

伝統に
胡坐をかくことなく

新しい境地を切り開く
この店のオーナーが
大好きです。

指までなめちゃう美味しさ。

伝統の味。

伝統を重んじ

伝統に基づいて
新しいステージを進む。

中国料理の長い歴史は

このような料理人たちの
不断の努力で成り立っている。

私はそんな料理人の皆さんを

心から尊敬している。kyokukenzo
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宙船。

2016年03月09日 | 和食
行先の見えない停留所。

その船を漕いで行け

おまえの手で漕いで行け

おまえが消えて喜ぶ者に

お前のオールを任せるな


この1週間、ずいぶん降った。

熱かんで温まろう。kyokukenzo
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2016 餃子大会。

2016年03月08日 | 中華料理
今年も春節恒例
餃子大会を開催しました。

今年の春節は
2月8日でしたが

なかなか日程がとれず
大はばにずれ込みました。

もともとは

春節に帰郷できない
中国人スタッフの
ホームシック解消を目的として

始めたイベントでしたが、

いまでは

日本人スタッフのほうが
多く参加して下さいます。

野菜刻み。

肉と野菜の混ぜ込み。

粉こね。

皮伸ばし。

包餃。

それぞれ役割分担し

ワイワイガヤガヤ

とても楽しいです。





包み終わった餃子は

このようにストック。

もう飲んでる人もいる。



ゆであがりました。

美味しければ良い。
多少の不出来は許す。

実食!

お楽しみはこれからだ。

ご参加いただいた皆さまに

この場をお借りして
心から感謝申し上げます。kyokukenzo

過去大会の模様は
こちらからご覧いただけます。
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褒めるべし。

2016年03月07日 | 北海道
ホヤの塩からを
板前でつまみながら。


仕事の上で
成功することは必要だ。

でも成功の大きさや質は
さほど重要ではない。

重要なのは成功する体験だ。
成功体験を重ねることが大切だ。

サラリーマン時代
叱ってばかりの上司がいた。

とにかく人のミスを叱る。
そのくせ成功しても褒めない。

その場合、部下はどうする。

褒められることなく
叱られてばかりの部下。

叱られないようにするには
何もしないに限る。
そうすれば叱られない。

そうしてその部下は
指示待ち社員になっていく。
言われたことしかしない。

失敗しないけど成功もない。
言われたことしかしないから。

話をもとに戻す。

人には成功体験が必要だ。

ではなぜ
人に成功体験が必要なのか。

それは
成功には喜びが伴うから。

成功の喜びを知ると
人は進んで物事に取り組む。

成功の喜びを得るため
いろいろ考え工夫する。

時々失敗もする。ミスもする。
そのミスだけをとらまえて
その上司から叱られる。

でもねぇ。

成功の喜びを知っていれば
叱られてもへこたれないの。

たちぽんに

厚岸の牡蠣。

最高に美味しいな。

赤ワインもう一本。

大粒の牡蠣フライ。


やっぱり

たまには褒めるべし。kyokukenzo
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スペアのコツ。

2016年03月06日 | スポーツ
春は駆け足。

雪融けが近づき
体力の維持が
必要と感じたので

みんなで久しぶりに
ボーリングに出かけた。

若いころは
力まかせに投げるので
狙い通りにはいかず

なかなか
スペアがとれなかった

スパッツを目印にせよ。

よく言われたものだが
なかなか人のいう事を
素直に聞かない。


ところが今になって
そのことを思い出して
スパッツを狙って投げると
けっこう狙い通りいく。

スペアもとれる

ほう。やっぱりね。
そうなると面白い。

好スコアで調子に乗り
張り切り過ぎて
足を痛めてしまった。

トレーニングなのに
身体を痛めてはどうもならん。。

切り上げて美味いもの。
馴染みの中華店へ行く。

ユーリンチ

紹興酒いきなり。

麻婆豆腐にライスは

言うまでもないこと。

ここのスブタが

ボク好きなんだよね。

シメの焼きそば。

スペアはスパッツを狙え。

スペアをとる
コツは分かったが
なんせ足が痛い。kyokukenzo writing
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発酵と腐敗。

2016年03月05日 | 中華料理
発酵と腐敗。

いわゆる反対語です。

どちらも
微生物が食品を分解する
ことを表す言葉ですが

その違いはというと

発酵

糖が分解されて
キムチや納豆や酒が
生成されるイメージ。

腐敗

たんぱく質やアミノ酸が
分解されて、アンモニアなど
不快臭を生じるイメージ。

でもはっきり言って
その区別基準は曖昧です。
むしろ分かりやすく言うと

微生物の仕事で
人の役に立つのが発酵
人の役に立たないのが腐敗

明確な区別基準は
「人にとってどうなのか」です。

逆を言えば微生物の分類も
食品を発酵させるのが「善玉菌」
食品を腐敗させるのが「悪玉菌」

異臭を放つ政治を
政治の腐敗と例えますが

深い味わいの政治を
政治の発酵とは言いません。

性根の悪いヤツを
腐った野郎と罵倒しますが

馥郁香る立つイイ男を
発酵紳士とは称えません。

発酵と腐敗。

この対語はいずれも
微生物の仕事であり

地球にとって炭素循環に
大きくかかわるもの。

人に都合悪いとこだけ見て
悪者扱いされる微生物くんが
ちょっとかわいそうです。kyokukenzo

(本文と写真は関連がありません)
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郷愁。

2016年03月04日 | 中華料理
私がこの「麻婆麺」に
郷愁の念のようなものを
感じるのはなぜだろう。

四川省が故郷と
いう訳でもないのに。

でも、思い当たることが
ない訳でもない。

私が駆け出しのころ
とてもお世話になった
お得意先のO村部長。

定年で退職なさったが
次にお会いしたときは
第二の人生、焼きそばやの
オーナーとしてだった。

時々お昼をお付き合い
させていただいた。
いつも彼はトナリの中華店で
「麻婆麺」をたのんでいた。

そして麺が出来てくると
かならず小ライスをたのむ。

曲さん。こうやってね。
豆腐をご飯にのせると
「麻婆丼」も楽しめる。

これは一品で
二度楽しめる料理なの。

ナルホドぉ!

ドヤ顔のO村さんのお話に
何度もうなずいた。

その後、彼は病に倒れ
帰らない人となった。

いま、メニューに
「麻婆麺」を見つけると
かならず頼んでしまう。

「麻婆麺」を食べると
O村さんの顔が目に浮かぶ。

あのころは
何も知らなかった自分。

あのころの心の居場所が
私の社会人としての
いわば故郷なのか。kyokukenzo
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気もそぞろ。

2016年03月03日 | 中華料理
名古屋の台湾料理は
至極美味しかった。

そういえば
札幌にも美味しい
台湾料理店がある。

会がはねて。
薄野手前の裏路地に集合。

名残りの台湾小空間では
行く行く仕事の話になる。

ところで例の件。

どうなったのか?

××××××

美 サイレント。

飲むには飲むが気もそぞろだ。kyokukenzo
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北へ帰る。

2016年03月02日 | 
北へ帰る旅人ひとり

なみだ流れてやまず。


なぜ、

イイやつばかり先に行く。

なぜ。

オレのような
ハンパ者が生かされる。

同じ日に、
オレたちは旅立った。

それぞれ行先のちがう旅。

今日。
オレは札幌に帰るが

おまえはどこへ

どこへ

帰るというのだろうか。kyokukenzo
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