ホウジョウキ  ++ 小さな引籠り部屋から ~ ゆく川の流れは絶えないね

考えつつ振り返り、走りながらうずくまる日々。刻々と変わる自分と今の時代と大好きなこの国

彫れども彫れども

2009-02-09 18:10:10 | WORKS
木版画の同好会のグループ展が3月8日から、日本橋の画廊で開かれます。
私は、初参加です。
おまけに、柾一版程度の大きさの版画を、自分で彫って摺って作品にするのは
初体験です。
大学で現代アートと情報デザインの授業を受けてきたせいか、コンセプト重視
独自性の追求に走ってきたので、具象の絵を版画で表現することには少し抵抗がありました。
しかし、木版画らしさを表現するには、そして今私が表現したいものはなんだろう。と考えたら、
なぜか具象に、そして人の姿になりました。

でも、テーマは、香りと光です。

せっせと版木を彫っているのですが、彫刻刀の切れが鈍く、
はかどらないし、肩に力は入るし、大変です。
私が使っている彫刻刀は、プロ仕様ではなく初心者用と思われます。
それでも、木版画を仕事にしていたときに、はじめて与えられた彫刻刀なので、
当分これを使おうと思います。研げば切れるようになるんだろうなあ。

そこら中、木の切りくずだらけになっています。
最初は、ものすごく面倒で、嫌だった彫りの作業も、
だんだん集中してできるようになって、楽しくなってきました。
細かいところに集中して、刃物を使うのは、案外心にいいことなのかも知れません。

彫っていると、木の香りがするのです。森林浴効果?精神安定効果です。


なんとか寒中お見舞い

2009-01-07 14:38:32 | WORKS
新年も明けて、家籠り疲れがたまってきて
やっと今年いただいた年賀状をみて、一念発起
寒中お見舞いを作成しました。

木版画サークルに入ったおかげで、仲間の方々には
木版画のお年賀状が不文律です。
昨年は見事挫折して、お年賀状を出すこと自体を投げ出しました。
さすがに二年連続の不義理はまずと思い、がんばって木版で作りました。

版は1版で省力していますが、二度刷りしています。
おまけに、板ぼかしと摺りも新しい技法にチャレンジしました。
昨年の
晩秋から冬にかけて、和紙の講演会も終わり
気抜けしたのか、毎日家のリビングで座ったり寝転んだりして
ベランダ向きの広い窓から、空ばかりみて、ぼんやり過ごしていました。

空の雲の動きや、夕暮れの色のきれいさや、白い月を眺めて
空も毎日変わっているのだなあ・・・
としみじみ思いました。
変わらぬものは、何も無い。
万物が、日々何かしら変わっている。
多分、私自身も、何かしらの変化が、微々たる変化でも
あるのかな。

そんな思いで出来上がった版画でした。

今年の一作目です。

今年は春に展覧会があるので
どうしても大作を一点、作らねばなりません。
できるか?私。

六花亭からお届けもの

2008-04-04 01:07:31 | WORKS
思い出のおやつ その2
の方を、六花亭に応募していました。

今日、六花亭から
箱が届いて???

何もかってないけどな?

開けてみると
マルセイバターサンドのデザインのマフラータオル(どういうシチュエーションで使えばいいやら?)
保冷バッグ
菓子の詰め合わせ

???

手紙が入っていました。
187通のエッセイの応募があり
最終選考の8名に残りましたが惜しくも入選ならず。
最終選考の8名に、プレゼントをお贈りします。
とのことでした。

わー、佳作だ。
入選しなかったのは悔しいけど
やはり嬉しい。
人に評価されるのは、気持ちが前に向きます。
やはり、人は周囲に評価されて生きるもの。
唯我独尊だけでは、自己確認も難しいものです。
といって、世の中や、雰囲気に流され続けるのも嫌。

自己を保つって難しい。

思い出のおやつ その2

2008-02-24 12:52:42 | WORKS
私は、職人見習いとして働いていたことがあります。
木版画を制作する、かなり独特の会社で、先輩の職人さんは4人いました。

木版画を摺ったり、彫ったりする仕事は
個々に数注する作業で、
工房の中でそれぞれバラバラの位置に座って
しーんとする中、紙を擦る音や、木を削る彫刻刀の音が響いていました。

そんなとき、突然として、一番ベテランの職人である上司が
「○○さーん!」と声をかけて
キャンディーやチョコレートを、ポーンと投げてきて
おやつタイムになったりするのでした。

その日私は、上司が一週間かけて刷り上げた版画に、会社の名前を摺入れる
という仕上げの作業をしていました。

2時間くらいかけて、出来上がり、上司に渡しました。
上司は、その仕上がりを確認していました。

午後、別の作業に取りかかった私を
「近藤さん、ちょっと」
と上司が呼びました。
いつになく、素っ気ない声でした。
上司は私が仕上げた版画を渡して、200枚全てに、私が汚れを付けてしまったこと、これでは
全部が売り物にならないことを指摘して、厳しく叱咤しました。
普段温厚な上司の厳しい叱責に、そして、自分がしでかした失敗の大きさに
身が凍る思いでした。
「申し訳有りません」と謝って自分の席に戻ったものの、作業を続けようとしましたが
すっかり動揺した私は、何をやっているのか自分でもわからないほどでした。

そんな状態でどのくらい時間が経ったか、
後ろの上司から、いつもの優しい声で
「近藤さーん」と聞こえて、クッキーが飛んできました。
いつもは、チョコレートやキャンディーでしたが
その日は、珍しくクッキーでした。

全員に1こずつ投げ渡されたあと、
「あれ、ひとつ余っちゃった、じゃあ近藤さん」
といって、もう一つ、クッキーが飛んできました。
が、おそるおそる上司の顔を見ると
いつもの優しい笑顔でした。
すると、突然涙が溢れてきて、あわててトイレに駆け込みました。

その日のクッキーは、やさしいバニラとバターの味で
心底美味しいと思いました。

木版画の仕事から離れたいまでも
その上司には季節のご挨拶を送っています。
必ず、甘いお菓子を選んでしまいます。そして一番よく選ぶのは、バニラとバターの香りの焼き菓子です。

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六花亭のエッセイ「思い出のおやつ」その2です。


思い出のおやつ

2008-02-04 21:51:05 | WORKS
「ママ、イチゴかって!」
まだ苺が出回り始めたばかりの5月、私は母にねだった。
母は高いイチゴを、不思議なくらいすんなりと買い物かごに入れてくれた。

もともと絵を描いたり工作したり、何かを作るのが好きだった私は
小学校も中学年になると「お菓子作り」の本を読むのが大好きになっていた。
本に出てくるパンやケーキが焼けるあまい香りを想像しては、つくってみたい、
といつも思っていた。しかし、我が家にはオーブンが無かった。

母の日に、私は本でとても魅力的だった「苺のババロア」を作ろうと考えた。
ババロアなら、冷やして固めるだけだから、オーブンが無くても出来るお菓子だ。
それに母はババロアが好きだと言っていたのだし。

家に帰って母を誘っていっしょに作り始めた。
ゼラチンを熱くした牛乳で溶かすとき、牛乳を手にかけてやけどをしてしまった。
母が
「もうやめる?あとはママがやってあげようか?」
と言ったが、私は、
「痛いくないから続きを作ろう」
と意地を張った。ほんとうは、ひりひりと痛かったのに。
はじめて泡立てる生クリームはなかなか手強かった。かき回してもかき回しても、「つの」が立たない。
苺はひとパック全部をつぶして裏ごしした。ジューサーなど無かったから、大変な手間だ。

それでも、なんとか冷蔵庫に入れて冷やし固めた。
父が帰るのも待ち遠しく、ババロアを取り出しひっくり返してお皿に開けると、
鮮やかなピンク色がぷるぷると震えた。
「母の日ありがとう」
と母に差し出した。
母は美味しそうにパクパクと食べてくれた。

私はなぜか夜遅くまで食べずにいたのだけれど、寝る前にとうとう食べてみた。
ドキドキしながら、一口スプーンですくって口に入れた。
「あれ?」
レモンを入れすぎて、すごく酸っぱかった。
お菓子作りは思っていたより、難しかった。
あのはじめてのババロアは、やはり失敗だったのだろうかと今でも考える。

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またもや六花亭のエッセイ募集に応募しようと考えた。
今回のお題は「思い出のおやつ」
リベンジ!

珈琲時間

2007-11-29 13:04:10 | WORKS
朝起きると、まず珈琲を入れる。

コーヒー豆をゴリゴリとていねいに挽く。
やかんのお湯が沸くと、ぽたぽたと少しづつ挽いた豆にお湯を落とす。
ゆっくり、ゆっくり。
少しづつ、時間をかけて。
美味しい珈琲が出ますように。
そう念じながら、珈琲をたてる。

ゆっくり、ゆっくり。
そんな朝の時間だ。

ゆっくり珈琲を入れられるようになったのは、4年前からだろうか。

4年前までは、彼が起きてくるのにあわせてお茶を入れていた。
朝起きるとまずお茶、という人だった。
私は、彼が起きるまでのわずかな時間で、
慌てて自分ひとり分の珈琲を入れて飲んでいた。
豆を挽くのは電動ミルで、ガーっと3秒くらいだ。
お湯は、ザアーっと一気に注いだ。
そんな焦った珈琲は、やはりがさつな味だった。
それでも、朝の珈琲を飲まずに居られなかった。
珈琲の淡い香りを嗅いで、今日もあわただしい一日が始まるのだ、と気合いを入れた。

考えれば、私の朝の珈琲は
高校生のときから始まったのだった。
ある日、父といっしょに珈琲サイフォンと手回しの珈琲ミルを買った。
サイフォンとミルをマンションの台所に置くと、
妙にクラッシックな空気が漂って、父と私は顔を見合わせてにっこりした。
それからというもの、
週末の朝は、必ず父がゴリゴリとコーヒー豆を挽き
アルコールランプに火をともして、珈琲を入れた。
サイフォンは、休日の朝の時間に、ポコポコとのんびりした音を響かせた。

高校を出ると、行きつけの喫茶店が出来た。
あめ色のカウンターが一つ。
白いひげのマスターが、無言で珈琲を入れていた。
そこでは、粟茶色に使い込んだネルでドリップしていた。
狭いお店の片隅に、大きな焙煎機があって、
時々音を立てていい香りを漂わせていた。
私はいつも一番奥の隅に座り、マスターの手と、赤い鳥の形の砂糖壷を眺めて
長い時間黙って過ごしていた。心地いい沈黙の時間だった。

そんな時代から、長い時間が経った。
いまでは一人分の湯を沸かしたやかんの重さがが辛くなってきた。

今、ペーパードリップでゆっくりゆっくり入れる私の珈琲は
濃密で苦い味がする。
私はこの苦味が好きだ。
一人で過ごす部屋が珈琲の香りで満ちてくる。

彼が起きてくることはもうない。
朝のお茶もいつの間にか入れなくなった。
「今日は寒いな・・・」おはようのまえにそんな言葉を交わしていた
当たり前の毎日は、ふっと途切れたままだ。

もう急がなくていいのだ。

それにしても、どうして今までもっとゆっくり珈琲を入れてこなかったのか。
珈琲くらいゆっくり入れても10分と違わないのに。
無言の彼に空でおはようと言って、
あなたも飲む?
と声に出してみた。

「ああ、砂糖は一個ね」
無言の声が聞こえた。
たまには朝から珈琲もいいでしょ?
立ちのぼる湯気にむかってそう答えた。
湯気はするすると天に向かって、珈琲を運んで行った。

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夫はちゃんと毎日「お茶」と言って起きてきます。
私があと20年生きたなら、朝の風景はこんな風だろう
そう思って書いてみました。

お題は*夏の終わり*

2007-09-29 13:53:03 | WORKS
 男は、ふと、思い出したかのように話しかけてきた。
「私がここで商売ししているだろ?たいがいの人はさ、哀れみの目でちらとこっちみてね
、そして、急に急ぎだして前を通り過ぎて行くのさ」

男は、そういって、靴の磨き上げに入った。
男がぼろぼろの布で、さささっと擦ると、私の靴は艶を増して鈍く光りだしたのが
わかる。

男は、清潔とはいいがたい身なりで、歩道にちょこんと座り、小さないすを置いて
靴磨きをしていた。
来る日も来る日も、ここに座っていた。
いつから座っているのだろう。
去年はいなかったような気がする。
いや、一昨々年からいたような気もする。
気になっているようでも、路上の靴磨きなんて、私の日常の中で締める部分はそんなものだ。

年の頃は、50代くらいか?それとも30代くらい、いや、70歳を超しているのか?
日に焼けてしわが刻まれたその顔は、何歳と言われてもそうかと納得できるようでもある。

今日履いてきた靴は
特にお気に入りだった。
まだ若い靴職人の小さなアトリエで、足形を取り、オーダーしたものだった。
夏の間、もっぱらサンダルやミュールを履いて過ごしたが
今朝は久しぶりに少し涼しい風を感じ、この靴を履きたいと思った。
ファッションを靴に合わせて選んで、さあ靴を履こう
と思うと、意外にくたびれた姿をしていて
がっかりした。でも今日はこれを履かないと。
選んだファッションにも合わないし、今日はこれを履こうと思うことで
仕事に出かける気力を振り絞ったのだ。

しかし歩いていても、電車で座っても
靴のしょげた姿が、気になって仕方がない。

オフィスでも一日妙に落ち着かない気分で過ごしたのだ。
靴が目立たないように、デスクワークばかりをえらんでこなして、一日机に座っていたかった。
しかし、机に座っていても、仕事をする気分は盛り上がらなかった。
「今日やらなければイケナイこと」をなんとか終わらせて
定時の1時間後に、さっと机を立った。

帰り道、いつも通る道端で
男をふと見た。
うつむいていて、眠っているようだった。
この人、靴磨いてくれるんだよなあ。
ふとそう思って、一瞬立ち止まったとたんに、男が顔を上げて
目が合ってしまった。
男の顔が、少し歪んだように見えた。
私は思わず自分の靴に視線を落とした。
すると
「磨くんですか?」
明るくもないが、ぶっきらぼうでもない声で男が聞いてきた。
「はい、お願いします」

道行く人の視線を横顔に感じながら
かなりいたたまれない気分で、靴を任せていた。
男の手元を見ていると
次々と、ブラシやら、クリームやら、布切れやらを取り出して
さっきまでの身をまるめて眠り込んでいる姿からは
想像できないくらい、テキパキと靴を擦ったりつついたりしている。
「今年はなんたって暑かったから、靴もへばってますね。
お客さん、夏はだいぶ忙しかったみたいだね、ええ、足がね、そんな感じでね」
独り言にように、手元だけを見ながら、男はつぶやいていた。

仕上がった靴は、朝の靴とは別物のように
しゃん、としていた。
鈍く光を放って、自信たっぷりだった。

ああ、これがこの人の本当の姿なのか。
ふとそう思った。

翌朝、その道を通るのが、なんとなくはばかられた。
また男と目が合ったら、どんな顔をしたらいいのだろう。
わざと違う道を遠回りして出勤した。
帰りに通ったときは、その日起きた仕事のトラブルで頭がいっぱいで
気にも留めなかった。

翌朝、思い切って男が座る道を通ってみた。
「急に秋らしく、今朝も涼しくなりましたね。」
目が合ったら言おう。そう言葉も決めていた。

しかし、そこに男はいなかった。
次の日も、その次の日も。
もう、そこでその男を見ることはなかった。


Wedding catalogue

2007-09-17 12:35:47 | WORKS
三重に住む「弟分」と大阪の「妹分」が、なんと結婚しちゃいました。
「弟」と「妹」だと思っていたのに、夫婦になっちゃった(笑)

全国あちこちにいる、「兄」、「姉」から、お祝いを贈ろう。

ちょっとひねりの利いた、我等兄弟らしいもの。
兄弟達は、やたらと忙しい男ばかりなので、一番ヒマな私が、段取りを。

私のアソビゴコロで、選べるカタログにしました。

いろいろなところから、品物の候補を選び4品に絞って
その中から選ぶことの出来るカタログを作りました。
手作り感いっぱいに返信ハガキは手描きです。
返信が来てから、私が商品を買い送ります。
費用は、後から兄弟で分担。

このアイディア、喜んでくれるといいな。
返信がきて、品物を送るのが楽しみです♪

嬉しいことは、楽しまなくっちゃね。

オーダー*木版摺り名刺

2007-08-19 13:09:30 | WORKS
木版画摺師の師匠にオーダーしていたプライベート用名刺が出来ました。

版木も送られてきたので、じっくり見ると、凄くいい掘りです。
師匠が、腕のいい彫り師さんに出してくれたのです。

彫り代のお値段もかなりいいのですが・・・
これだけ細かい仕事なら、まあしょうがないか、と。

名刺にこれだけコストをかける人がいるかどうか?
ですが、
ご興味のある方、オーダー受け付けます。

細かさや時の大きさの制限はありますが、
基本的にはデザイン自由です。
版下、デザインは、制作します。
ご自分のオリジナル制作で、という方はデザイン入稿OKです。
名刺用紙も相談で。摺れる紙と摺れない紙が若干あります。用紙OK。
100枚から。

うーん、自分としてはとても優雅な気分。セレブってこんな気分かしらー。

上野版の会のみなさんは・・・

2007-08-04 20:11:08 | WORKS
上野版の会  という、木版画の同好会に半年前に入会しました。

今日は、その後期の例会の初日でした、暑い中てくてく上野公園を歩いて行ってきました。

半年前・・・
ちょうど、体力的精神的にくたくたで、仕事も辞めて、
空しい気持で、「なにか、とりあえずやろう。」と思い
ずっとやりたい気持を保留していた木版画を習いたいなあ。
とネットで探したら、
上野の東京都美術館を拠点に活動している
木版画サークルがあったのでした。

思い立ったが吉日。
行動だけは早い私、早速入会したのです。
メンバーは14人と先生。
先生は、木版画作家のアーティストで、私と同世代の女性でした。
会員は、一人私と同じくらいの年齢の女性がいて
あとは、皆さん定年された男性とその世代の女性。
還暦をとっくに過ぎたと思われる方ばかり。

年配の方に苦手意識の無い私は、すんなり入り込み
月2回の例会に出て版画を彫ったり摺ったりしていたのです。

前期は、皆さん2点ずつ作品を制作して
「花言葉」という版画集を作りました。

さすが、何年も前からなさっている方々

構図の感覚も斬新で、熱心に制作されます。
感性が若い!若い作家の作品のよう。
自分なりのテーマを持っている方も多く(仏像とか、抽象画、とか、花とか)
毎回家で作業した作品を持ってきて先生や皆さんに見せたりするのですが、作業も熱心で、新しい技術を習って取り入れたり
みなさん意欲的で。
私は付いていくのが精一杯。

なにより、生き生きとされていて、若い!
素敵な方々です。
何か自分の作品を作り続ける。
好きな事にのめり込む。
いいなあ。素敵だなあ。と毎回思います。

今日は、展覧会への作品の構想を、それぞれ公開して先生にアドバイスをもらいました。

今日も、すごく刺激をもらってきました。
こんな諸先輩、老人は好きじゃない、などど言ってきましたが
こういう年配の方、果たして「老人』?
いい意味での「老人力」?
ちょっとマイペースだったり、要領を得なかったりするのです、
説明から脱線してたり、お話が長かったり、ちょっとジマンが混じっていたりもします。
でも、この方々に混じるのもとても楽しいです。

同じ世代と付き合う職場の仲間も、気安くていい。
でも違う世代の方と交流も、いい。