ホウジョウキ  ++ 小さな引籠り部屋から ~ ゆく川の流れは絶えないね

考えつつ振り返り、走りながらうずくまる日々。刻々と変わる自分と今の時代と大好きなこの国

日本茶の本格的な

2007-01-07 23:50:32 | WORKS
入れ方って、むずかしい。

日本茶インストラクターに教えてもらって
急須の扱い方とか
 
お湯の温度とか、茶葉は3gとか、抽出時間とか、いろいろな条件で
味が繊細に変わってしまう。

繊細な味の違い味わい分けるのもむずかしいし。


というわけで
日本茶カフェに勤めだした。
銀座の呉服屋さんの中にある。

お茶がもともと好きなので
お茶を入れるのも楽しい。

でも
もっと楽しいのは
いろいろな販促物を作成できること(そういうこととカフェの勤務をという契約)

調子に乗ってディスプレイも勝手にする。

いまのところは
非常に楽しい。

来月のメニューは
どんな風に作ろうか?
紙は何を使おうか?
テーマカラーはなににしよう?
イメージ写真はどんな風にしよう?

フリーペーパーとか作って置いてみようか?


とりあえず、好きなことが出来て
幸せです。





年賀状*版画できた

2006-12-23 20:08:47 | WORKS
ずいぶん時間がかかったけど
3版の版画が完成。

ねず版
緑版
桃色版

で、刷り上がり。

刷っていて思ったこと。

50枚刷ったのだが、ちょうど50枚くらい刷ったところで
調子が良くなってくる。
色の付き具合・のりの具合・版と絵の具のなじみ具合・見当の具合

版画の1回の刷りロットが200枚なのが判る。

50枚くらいから、自分も乗って来て、集中できるし。


さらい彫りが浅くて、汚れがずいぶん付いた。
もうちょっとさらいを広く深く彫った方がいい。
刷りながら、彫りながら、様子を見ながら刷って行った。


のりや絵の具は20枚くらい刷ると、濃くなって溜まってくる。
それを水で落としながら1枚1枚調整した。


まさに1枚1枚刷りながら、紙の具合や、版木や
見当の合わなさとかを、考え考え刷っていく。
まさに、会話をしているかんじ。

職人仕事って、こういう感じがいいんだなあ。

50枚出来はバラバラ、職人には程遠い、
職人は全部同じに仕上げることに意味があるんだから。

そうそう、葉書を耳付きの紙にしたのは
やはり無謀だった、見当が合わないよ(当然)

これに、文字を印刷して
年賀状になる。なんとか間に合った今年は。

試し刷り

2006-12-17 16:21:20 | WORKS
昨日は彫り終わったまでで、疲れてギブアップ。
晩ゴハン食べに出かけてしまった。

さて
今日は、試し刷り。
ちゃんと彫れているかどうか刷ってみる。

彫るのも久しぶりだったけれど
刷るのはもっと久しぶりかも。

新聞紙を湿して
紙を湿して

絵の具で色を作って
ヤマト糊を溶いて

記憶をたどって、作業をするが、スムーズに行かない。

やっと紙を版木において刷ってみる。
あらー。馬連でこすると紙がめくれてくるし。
紙を湿し過ぎかな?
ちょっと紙を湿り気を調節して
もう一度。
ダメだ。

しょうがないので、トレーシングペーパーを当てて刷ってみる。
うん、これならいいか。

絵の具の付きが悪い。
うーん、上手く行かない~

彫りを調整したり。
合板の版木(すごい安物)を使っているので
版木が水を含むと、木のいい匂い~

アロマ効果あり。(ヒノキの薫りっぽい)

狭い部屋は
あっというまに、木版画アトリエ状態(そこらじゅうに道具が散乱)
しばらく完成まで、部屋はこの状態かも。


DTPで文字をどう入れようか。

色はどうしようか。

やっていると楽しい♪

25日には、はたして出来上がるのかな。


今日は、歳の市(羽子板市)
またここでサボって、出かけてこようっと。

木版画年賀状リベンジ

2006-12-16 15:11:20 | WORKS
去年から同じ年賀状の版木を彫ってる・・・
去年の暮れから彫りだしたのだが
年末までに完成せず。
去年はパソコンで作りました、歳が明けてから(アハハ)

で、
もったいないので
同じ版木を今年用に彫っています。

木版画とDTP(パソコンだけど)との組み合わせで
何か印刷物を作る。
のが、目下のテーマ(卒業制作のテーマでもある)
ので、今年こそ、木版完成を目指して!

でも
さらいノミがないので、(不要な部分をガガガっと取っちゃう用の彫刻刃)
サライが面倒。
不必要に力が入って、肩が凝る!

3色にしようと思うので
3版彫らなきゃならないし。
けっこうタイヘン。

文字等をDTPで入れとうと思っていて
組版も凝ってみたいのだが
(和歌とか入れたい、組版を工夫して)


今日、大学からタイポグラフィの文字組の結果が却って来て
Bだった。。。。71点。。。
密かにAだと思っていたのだ・・・

先生の講評や赤ペンを読んでいると
スペーシングはまだまだへたくそだなあと自分で実感。

年賀状の文字組もうまく出来るのかな~。

うーん、道のりは遠い。

肩が凝って来た。でも明日はマッサージなんだもん♪


本になった。

2006-11-30 21:41:38 | WORKS
母の本を、製本し治していたのだが、
出来上がった。

古い祖母の着物をほどいた布地を和紙で裏打ちし

元のソフトカバーの表紙を剥がして

厚ボール紙の芯を布地でくるんだ表紙を
付けなおして

出来上がり。

専門家ではないので、題名も著者名も入れられなかったけど
オリジナルの本に生まれ変わった。

もとの本と比べたら、ちょっとカッコよくなったかしらん。

見返しの紙を選んだり、布地と合わせて花布を選んだり
これだけの作業でも結構楽しかった。

大学の卒業制作は
本を作ろうと思っている。

内容も、編集も、印刷も、デザインも、製本も
全部自分で手掛ける
たった1冊の本。

そのまえに、作りたい本が出来た。
友人が趣味でとり溜めたデジカメの写真データから
自薦ベスト30点をいただいて
そこに私の無関係な散文を付けて
本にしたら面白そう!

しかし、これも内容からデザインから製本までだな。
はたして、実現するか?不安なので、取りかかるまで内緒。

どんなにwebが発達しても
本というメディアのなが~い歴史からして
本というメディア形態は、なくらないと思うなあ。