ホウジョウキ  ++ 小さな引籠り部屋から ~ ゆく川の流れは絶えないね

考えつつ振り返り、走りながらうずくまる日々。刻々と変わる自分と今の時代と大好きなこの国

こくぼくん

2010-02-12 09:09:11 | Weblog
スノーボードのオリンピック選手、国母くんの騒動を報道で聞いていて
おかしくなりました。

「服装の乱れ」って、実に懐かしい言葉じゃありませんか!
中学生高校生の頃、毎日戦っていた言葉ですね~懐かしい(笑)

世間とか、社会の常識とかを蹴散らして生きるんだと思っていたことを思い出しますし
今でもまだそんなようなことを思っていたりするので、私は国母くんの気持ちが
ちょっとだけわかる気がします。

彼の姿を見て、思い浮かんだのは
「ピーターパン」と「ホールディン」

でした。

ピーターパンのお話は詳しくないですが、
ホールディンは、のちにシーモアとなって(というと、研究者の方に叱られますね)
自殺しちゃいますよね。

純粋に自分を信じたり愛したり、では生きにくいのが人の世の常でしょう。

人の顔色や常識にかなっているかを気にしながら生きることが
そんなにまともなことなのか、

だいたい「乱れた服装」って、なんだろう?
乱れの基準は何ですか?と笑ってしまいました。

そもそもこんなことで「注意」されたりこんなことが「ニュースになったり」することの方が
文化度が低いのではないかと、いつものように、我が国を恥ずかしく思ったり。

大人の顔をして、非難する人、まあまあと分かった顔をする人、たくさんいるんだろうなあ
と思うと、大人ってなんだろう?と改めて思ってしまった私も

未だホールディンのまま、生きているのかもしれません。