ホウジョウキ  ++ 小さな引籠り部屋から ~ ゆく川の流れは絶えないね

考えつつ振り返り、走りながらうずくまる日々。刻々と変わる自分と今の時代と大好きなこの国

HUST第二弾@銀座一丁目ギャラリー

2010-05-21 16:13:05 | Weblog
アーティスト 臼木秀之&遠山伸吾 のインスタレーションユニット HUST

インスタレーション作品展示 第二弾 IN Vitro 

前回の天井も高く広い空間をいっぱいにつかい、まるで胎内のような空間の作品から

今度は、小さなギャラリーの中に試験官がいっぱい…
ミニマリズムな作風に感じました。

小さな空間に色々なメタファがたくさん詰め込まれていて、でも騒がしくない。

ガラスの透明感、実験器具である試験管の無機的にクールさが、とても心地よいです。

このユニットのお二人のバランス感覚の危うい均衡って、なかなか素敵だと思います。


このクールな作品…
人間の多面性を実感する…臼木氏のお茶目な一面も垣間見ているからかしら?

銀座一丁目ギャラリーは京橋の奥野ビル4Fです。
この奥野ビルがまた、年季の入ったビルってどうしてこんなに魅惑的なんだろう。
木造とは違った、コンクリの朽ちた感じ。
ああ、この崩壊へ向かう感じがたまらなく好きです。



さてさて、昨日は、新宿区百人町の赤提灯とコリア飲み屋さんがひしめく裏路地の
相当年季の入った建物を(こちらは木造平屋アパート)訪問しました。

昭和の時間へ、ラビリンス。
こちらもまた、朽ちる前のひっそり人知れず輝く、とでもいいましょうか。
ステキすぎます。
六畳畳敷きのオフィス。

ああ。私もそんなオフィスに憧れます。
素敵だったので、箒を置いてきました、お掃除に活用されることを切に願っています。
あ、次回は塵取りを持って行かなくっちゃ…

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