絽刺しのお仕事をされている職人さんにお目にかかる機会がありました。
絽刺しというのは、刺繍のカテゴリーに入ると思いますが、
絽 という本来夏着物の生地に刺繍糸を絽目に沿って刺して絵柄、文様を表現する高度な手作業の技です。
一針一針刺す手法で、絽目に沿って刺すので、色々な色の糸を混在混ぜ合わせて刺すことができないので、配色や、形、グラデーションの表現がとてもち密に計算されたものになります。
今、刺繍糸の生産も減っており、刺繍糸とというのは、春繭からしか取れないものだそうですが、入手ができなくなってきているのだそうです。
原料、材料、用具から、途絶えていく、というのは、どの工芸品にも共通して言える深刻な状況なのです。
この、絽刺しを、生地(帯地)に埋め込んで縫いこむ高度な技術で、フラットにするところにこの職人さんの特異性があります。
日本の工芸、職人技というのは、分業体制が伝統で、
この方は絽刺しをされますが、帯地を織る職人さん、帯地に絽刺しを縫い混む職人さん、糸を染める職人さん、それを帯に仕立てる職人さん
それぞれの連携があって、初めて品物になります。
そられを総合的にプロディースをする方という役目が、また重要なのです。
日本の工芸や芸術の分野において、歴史的にプロデューサーの役目の人に
光が当たることが多いですね。
本阿弥光悦しかり、千利休しかり…です。
まだまだ、工芸の職人さんは生きています、それが途絶えないように、今私たちが頑張らねば。
絽刺しというのは、刺繍のカテゴリーに入ると思いますが、
絽 という本来夏着物の生地に刺繍糸を絽目に沿って刺して絵柄、文様を表現する高度な手作業の技です。
一針一針刺す手法で、絽目に沿って刺すので、色々な色の糸を混在混ぜ合わせて刺すことができないので、配色や、形、グラデーションの表現がとてもち密に計算されたものになります。
今、刺繍糸の生産も減っており、刺繍糸とというのは、春繭からしか取れないものだそうですが、入手ができなくなってきているのだそうです。
原料、材料、用具から、途絶えていく、というのは、どの工芸品にも共通して言える深刻な状況なのです。
この、絽刺しを、生地(帯地)に埋め込んで縫いこむ高度な技術で、フラットにするところにこの職人さんの特異性があります。
日本の工芸、職人技というのは、分業体制が伝統で、
この方は絽刺しをされますが、帯地を織る職人さん、帯地に絽刺しを縫い混む職人さん、糸を染める職人さん、それを帯に仕立てる職人さん
それぞれの連携があって、初めて品物になります。
そられを総合的にプロディースをする方という役目が、また重要なのです。
日本の工芸や芸術の分野において、歴史的にプロデューサーの役目の人に
光が当たることが多いですね。
本阿弥光悦しかり、千利休しかり…です。
まだまだ、工芸の職人さんは生きています、それが途絶えないように、今私たちが頑張らねば。
文化の継承を皇室(宮内庁)だけに任せておけないというか、彼らが守れるものも限られているからねぇ。
そうなんですよね、文化は庶民からも生まれえるので庶民にもできることはたくさんあれど、どうもこう西欧化に向かってしまった今となっては、難しいのです。。。国家ができることも限られていて、やはり一人ひとりの心の内かと…うーん難しすぎる…
素材和でデザイン洋とか。(と、傍から言うのは簡単)
個人的には、建築での三和土・土間の復活を願っています。
あの内外の曖昧な空間が懐かしい。(というのは、次の写真に映ってるおっさんに頼むネタか? 笑)
私も、「素材和でデザイン洋」みたいなことを
必死にやっております。
草の根運動ですね…
えりささんにもご報告に伺いたいです。