ラブラドール・トリプルスター昨日、今日、明日

ラブラドールブリーダーの気侭な「雑記帳」へようこそ。

★★★ 冷たい雨に濡れて~金曜日・・・

2009年12月11日 | トリプルスターの日常


天気予報通り、一日中、冷たい雨降りでした。
昨日の晩から、膝が腫れて、鈍い痛みが常時感じられます。
相当な低気圧がやって来ているのでしょう。
今日は一日、大停滞になって仕方無しです。


        
◇いつもの日より念入りに犬舎の清掃を行い、低目に暖房を入れて犬達を休めました。
雨の日の犬達は、湿度や気圧の影響を強く受け休眠状態にあります。特別する事(お仕事)が無ければ、終日寝て過ごします。
休眠状態になった犬の身体、体温は1~2度近く低下する事が判っています。
寝床の状態によっては、室温の調整(温度を高める)を行った方が眠る犬にストレスを感じさせる事無く、容易に管理できます。
暖房を入れる事により、僅かに湿度を下げる効果がありますから、犬達は両方の面から気持ちよく熟睡してくれると言う事なのです。
金属ケージを使った飼育方法をとっている飼主さんは、犬が悪戯さえしなければ、敷物(アクリルの毛布など)を敷いてあげる季節
になって来ました。温度の管理と合わせて、実行してみてはいかがでしょうか。
      
◇昼過ぎ、9日間ほど里帰りしていたジェイド君が家(相模原市)に帰りました。
里帰り期間中、去勢手術を受けた後、殆どの時間を寝て過ごしたジェイド君。
すっかり良いコンディションを取り戻し、(体重も1キロほど増加)ジュニア(兄ちゃん)の待つ自宅に元気に帰って行きました。
隣同士で過ごしたジェイド君が居なくなって、急に寂しくなってしまったケント君。
見た目、元気無く(但し、食欲は旺盛にありました)、普段の「臍天」ではなく、背中を丸めて、足を抱え込むようにして寝ていました。
      
◇ジェイド君が帰って、おかしくなってしまったのは犬達だけではありませんでした。
仲良くなって良く遊んだ猫達、空になったケージの周りを、困った様な顔付で何べんも何べんも周って、居なくなったジェイド君を探
していました。(子供の頃に、泊りに来ていた親戚の従兄達が帰ってしまった時の、あの寂しさに似ているのでしょうね、、、)
      
◇停滞の日、今日のゲストはモーガン君でした。
半日ほど、ポンコツの仕事場で、スタッフとしての役目を果たしてくれました。
男らしくて寡黙なモーガン。作業中の足もとで、独りで静かに遊んでいて手を煩わせる事もありません。
仕事の手を休めて見降ろす度に、澄んだ目で見つめられて、、癒されます。
      
◇雨の日の給餌は、早い時間に前倒しとなります。普段の夕食を、午後二時半頃に食べたモーガン達。
てんでに、お腹を天井に向けて、楽しい夢を、何回もみていたようでした。
      
◇ジャックの検査結果(股関節・肘関節)が、BVAから送られてきました。まずまずの検査結果で、安心しました。
歳が明けてからのブリーディングスケジュールには、ジャックを加えて計画が立てられる事となり、意欲も出ようと言うものです。
      
◇それにしても、膝の痛みが気になります。この雨は、きっと長く降り続く事でしょう。
彼方此方に障害を抱えている人が、身体の痛みでお天気を予報すると言う事をよく聞きますね。
関節を痛めている人が、雨がふる前にシクシク痛み出すと良く言いますが、なぜなのでしょうか?
理由は、気圧と神経の微妙な関係から来ている事なのです。
大まかに言って、関節は関節包という袋に包まれていますが、気圧が低下するとこれが少し膨らみます。
雨降りの低気圧は、雨降り前が一番気圧が低いのです。なので雨降り前がいちばん関節包も膨らむと言う事になります。
そうすると、そこにある神経が、関節包が膨らんだ分だけ、引っ張られて細くなってしまいます。
細くなった神経は、痛みを伝えやすくなってしまうんですね。
傷がある関節は、組織が柔軟性を欠いていたりするので、余計顕著に腫れが現れます。ズキズキと痛くなるんですね~。
そんなわけで、彼方此方障害を抱える人が、痛みによってある程度の天気を予想する事が出来ると言う事なのです。
         
◇気圧配置図からも、今日の雨は長引くことが予想されます。当然、痛みを抱える人達の、憂鬱状態も続くと言う事なのですね。
現在の地球の温度を表す図が作成されています。この図から地球温暖化は、一目瞭然のこととして判りますね、、。
これで、例年通りの低い気温であれば、痛みは更に倍加していた事になります。温暖化で良かった、細やかな一面でしょうか?
         
         
◇依然冷たい雨は、シトシトと小止みなく降り続いています。
明日の天気予報は、晴れと出ていますが、マッタク信じる気にはなれない気がします。
         
信じることが出来るのは、膝の腫れが引いて、鈍痛が嘘の様に去ってからと言う事になるでしょうか。
         
◇「天気痛」「気象病」と言うものがあって、それらは自律神経が関与していると考えられています。
交感神経・副交感神経からなる自律神経のうち、痛みと関連が強いのは 「体のテンションを上げる」交感神経の方です。
そもそも、交感神経の作用で痛みが増すのは、筋肉や関節周辺で血管を収縮させ、血行が悪くなり、疲労物質がたまることが主因
なのです。
お風呂に入って温まり、脚の運動をしたりマッサージ等で血行を促す事が一番の妙薬と言われています。
今夜は、「登別温泉の素」など入れて、ゆっくり冷えた身体を温める事といたします。
取りあえず、今夜もアルコールは、遠慮しておきましょうか、、、。


 皆さまも、本日もご愛読下さいましてありがとうございました。
これからも、気長にのんびりと読んでいただければ幸いと存じます~。
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