舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

ちょっと切ないガス・パッ・チョ

2007-10-20 01:27:52 | 徒然話
東京ガスがここしばらく放映しているCM「ガス・パッ・チョ」シリーズは私の好きなCMの一つです。
毎回ナルニア国ものがたりよろしく洋服ダンスから歴史上の著名人が登場し、現代の日本人青年の生活をかき乱す素敵なストーリーが展開します。

その中でも特に好評だったのか数パターン作られていたのが「織田信長」シリーズ。
この信長がもう、徹底的にうつけのかぶき者で、青年宅のガスコンロで気まぐれに料理とか作っちゃうお茶目な天下人なのです。

今回の最新作もその信長が登場。相変わらずの気まぐれっぷりで、あたらしいグリルで作れる料理に無邪気に感嘆の声を上げます。

そしてカエル段になり、信長は洋服ダンスに入る間際に青年へ言ったのです。

「じゃオレ、本能寺帰るわ」

本能寺...!!!
あああ、本能寺に行ってしまったら、このお茶目なうつけ者の運命は明らかです。
見送る青年もそれはよく分かっていて「そ、そこには行かない方が...」と言いさしましたが、信長はただまっすぐな笑顔を青年に向け、二人で撮ったプリクラを貼った印籠を投げてよこすと、「達者でな」と言い残してタンスの中に消えてしまいました。
切ない笑顔で「達者でな」とつぶやく青年。そして、最後に映る二人のプリクラ。



あああ~~~~~(号泣)


もう、変なツボが涙もろい私の涙腺が全開となり、滂沱の涙を流してしまいました。
今日はやたら沢山このCMが流れているので、その度に泣いてしまって大変です。

マミちゃんは「でも信長が戻らないと歴史が変わっちゃうんでしょ?」と言うのだけど、でもけっきょく、信長の遺体は見つかってないんですよ。
つまりここで信長が戻らなくても支障はなかったんじゃないのかーっ!?!?現代でうつけ者の変わったおっちゃんとして生きていくわけにはいかなかったのかーッ!?!?!?

できるなら信長が洋服ダンスをくぐり抜けたら何かの手違いで別の世界(例えば前作の福沢諭吉の時代あたり)にポコッと出てしまい、そうこうしてるうちに敵は本能寺にありと思い込まれて討ち入られ、ドサクサに紛れて命が助かっちゃった...なんていう展開だったらとっても嬉しいんだけど!!!

こんだけ力説してますが、私は別に信長ファンでも何でもありません。
だから同情してるのはあくまでも「CM」の信長に対してだけなんだけど、実在の信長はともかく、この劇中の信長だけはなんとか命が助かったということにできないかしらと、よけいな気を揉んでおります。

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