昨日はうっかり佐世保バーガーに意識が飛んでしまい、遅ればせながら今日こそ日曜日に行った「パン・パシフィック・フラ・エキシビジョン」の鑑賞報告をいたしませう。
パンパシはハワイの著名ダンサーの出演数などからいっても日本で開催されるうちでは最大レベルのフラ公演ですが、不肖私共はまるっきしフラやハワイとは無関係の扮装で出没しました。
というのも、先日チラと書いたとおりこのイベントの前にはラフォーレ原宿にファッションショーを観に行っていたのです。
ラフォーレといえば表参道。そしてこの時期の表参道といえばハロウィン。
よって、二人揃って正体が魔女なのがモロバレな仰々しい装い(+仰々しい帽子)で行くことと相成りました。
この扮装で歩いておりますと、栃木県内や浅草程度までは人から振り返って見られていましたが(ま、そんなことには生まれた時から慣れっこです)、さすがに原宿までいくと然程注視の対象とはなりませんでした。
今回の装いのパーツにはあの界隈で買ったものもありましたから、ごく自然に溶け込めたようです。特にファッションショーの時なぞ周りの皆さんもそういった装いで、むしろ地味な方だったかもしれません。
おまけにそのファッションショーを見て特に気に入ったショップに早速出向き、装飾過多のコルセット風ベルトをゲットして装着したところ、我々の出で立ちはさらに魔女っぽさが増しました。
母マミちゃんは原宿(特にラフォーレ)をとてもとても愛していて、国内のどこを歩いても滅多にお眼鏡にかなうファッションに巡り会えない彼女が、ここではきっとお気に入りの店を見つけて長居しています。
原宿の中でも特にコスプレなのか個性的な服なのか判然としない代物を取り扱う店ばかり好んでいます。
だから私も小さい頃、ラフォーレあたりの子供服(※例:ふりふりごてごてエプロンドレス)ばかり着せられていました。母は幼稚園から「子供にそんなコスプレさすな」と言われていたようですが、うちにはそういう奇天烈な服しかなかったんで仕方ないんです先生。
ともかく根本的に当時とあまり変わらない奇天烈な服装でパンパシの会場に乗り込んだものですから、旧知の主催スタッフTさんには「遠くからでも一目でわかったー!!」とかいわれるし(っていつもここまで激しい格好か?)、久々の再会を果たした顔見知りの皆さんには帽子を目印にされるし、私の背中では蝙蝠の翼がはためいているし、あの空間においてそうとう浮いたキャラだったようです。
今回のパンパシは、例年以上に日本とハワイの演目が入り混ぜられていました。
そうすると、日本人とハワイの人の踊りの違いがクッキリ浮かび上がることになります。
それは技術の違いではないし、ましてや順番を覚えているかどうかもたいした問題ではありません。
なんたって暗がりに入場するシルエットですでに日本人かハワイの人か明白なのです!!
体格も顔立ちもハッキリしない暗がりであっても、入場時の姿勢や歩き方ひとつにダンサーのオーラとでも呼ぶべきものが分かってしまいます。
うちの生徒さんも何人か観に行っていたそうですが、あの入退場を見れば、うちがいつも「入場時にもダンサーの自覚を持って気を遣ってね」と口を酸っぱくしていっていた意味をお分かりになったのではないかと思います。
ホント、入退場の姿って見えてるんですよね~。出演者はつい暗いもんでウッカリしちゃうんだけどね。そこで気を遣えるか遣えないかにダンサーとしてのレベルが顕れるといっても過言じゃありません。
かくいう私も、ついこないだまで踊り終わると猫背になってひょこひょこ袖に引っ込む無様な姿をさらしていたもので、ほんとはあまりえらそうなことはいえません(笑)。
しかし確かにその頃の自分の踊りは今に比べるとかなり荒削りで優雅さに欠けていました。逆にいえば、踊りが研ぎ澄まされていくのと同時に、そういう細部にまで目を向けられるようになっていくのでしょう。
何より肝心なのは、気持ち良く踊って自己満足に終始するのではなく、お客さまを楽しませようとする気持ち、それこそが何よりレベルアップにつながると思います。
そしてそのためには、パンパシに出てたハワイのダンサーのごとく「質の高い本物の踊り」になるたけたくさん触れて見る目を養うことが望ましいですね。
パンパシはハワイの著名ダンサーの出演数などからいっても日本で開催されるうちでは最大レベルのフラ公演ですが、不肖私共はまるっきしフラやハワイとは無関係の扮装で出没しました。
というのも、先日チラと書いたとおりこのイベントの前にはラフォーレ原宿にファッションショーを観に行っていたのです。
ラフォーレといえば表参道。そしてこの時期の表参道といえばハロウィン。
よって、二人揃って正体が魔女なのがモロバレな仰々しい装い(+仰々しい帽子)で行くことと相成りました。
この扮装で歩いておりますと、栃木県内や浅草程度までは人から振り返って見られていましたが(ま、そんなことには生まれた時から慣れっこです)、さすがに原宿までいくと然程注視の対象とはなりませんでした。
今回の装いのパーツにはあの界隈で買ったものもありましたから、ごく自然に溶け込めたようです。特にファッションショーの時なぞ周りの皆さんもそういった装いで、むしろ地味な方だったかもしれません。
おまけにそのファッションショーを見て特に気に入ったショップに早速出向き、装飾過多のコルセット風ベルトをゲットして装着したところ、我々の出で立ちはさらに魔女っぽさが増しました。
母マミちゃんは原宿(特にラフォーレ)をとてもとても愛していて、国内のどこを歩いても滅多にお眼鏡にかなうファッションに巡り会えない彼女が、ここではきっとお気に入りの店を見つけて長居しています。
原宿の中でも特にコスプレなのか個性的な服なのか判然としない代物を取り扱う店ばかり好んでいます。
だから私も小さい頃、ラフォーレあたりの子供服(※例:ふりふりごてごてエプロンドレス)ばかり着せられていました。母は幼稚園から「子供にそんなコスプレさすな」と言われていたようですが、うちにはそういう奇天烈な服しかなかったんで仕方ないんです先生。
ともかく根本的に当時とあまり変わらない奇天烈な服装でパンパシの会場に乗り込んだものですから、旧知の主催スタッフTさんには「遠くからでも一目でわかったー!!」とかいわれるし(っていつもここまで激しい格好か?)、久々の再会を果たした顔見知りの皆さんには帽子を目印にされるし、私の背中では蝙蝠の翼がはためいているし、あの空間においてそうとう浮いたキャラだったようです。
今回のパンパシは、例年以上に日本とハワイの演目が入り混ぜられていました。
そうすると、日本人とハワイの人の踊りの違いがクッキリ浮かび上がることになります。
それは技術の違いではないし、ましてや順番を覚えているかどうかもたいした問題ではありません。
なんたって暗がりに入場するシルエットですでに日本人かハワイの人か明白なのです!!
体格も顔立ちもハッキリしない暗がりであっても、入場時の姿勢や歩き方ひとつにダンサーのオーラとでも呼ぶべきものが分かってしまいます。
うちの生徒さんも何人か観に行っていたそうですが、あの入退場を見れば、うちがいつも「入場時にもダンサーの自覚を持って気を遣ってね」と口を酸っぱくしていっていた意味をお分かりになったのではないかと思います。
ホント、入退場の姿って見えてるんですよね~。出演者はつい暗いもんでウッカリしちゃうんだけどね。そこで気を遣えるか遣えないかにダンサーとしてのレベルが顕れるといっても過言じゃありません。
かくいう私も、ついこないだまで踊り終わると猫背になってひょこひょこ袖に引っ込む無様な姿をさらしていたもので、ほんとはあまりえらそうなことはいえません(笑)。
しかし確かにその頃の自分の踊りは今に比べるとかなり荒削りで優雅さに欠けていました。逆にいえば、踊りが研ぎ澄まされていくのと同時に、そういう細部にまで目を向けられるようになっていくのでしょう。
何より肝心なのは、気持ち良く踊って自己満足に終始するのではなく、お客さまを楽しませようとする気持ち、それこそが何よりレベルアップにつながると思います。
そしてそのためには、パンパシに出てたハワイのダンサーのごとく「質の高い本物の踊り」になるたけたくさん触れて見る目を養うことが望ましいですね。