舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

茨の道

2008-02-19 03:18:13 | ダンス話&スタジオM
今朝やっとこさ新しいドレスが家に届きました!!

おおお良かった、これで明日こそ生徒さんに渡せる...と喜んだのも束の間。
広げてみるなり我々は叫びました。


なんじゃこりゃァァァ!?!?!?


なんと、届いたドレスのシルエットが指定とまるっきし違っていたのです!!!
こ、これは由々しき事態です。とてもじゃないけどこのまま生徒さんに渡すことなんてできないッ!!!

我々は即座にドレスの各所をミリ単位で測り、比較表にして洋服屋さんに送りました。
そういうわけで、首を長くしてる皆さんはほんとにほんとにごめんなさい!!折角届いたドレスですが、直ぐさま送り返してしまいました。

にしてもミリ単位って。どんだけ五月蝿い注文だよ。

今回のは注文と出来上がりにかなり大幅なズレがあったので当然ですが、そうでないときもウチはミリ単位までシルエットに五月蝿いです。
新しいデザインを起こしてもらうときは大抵各部分の細かい寸法まできっちり指定してお願いしております。
一つのズレはミリ単位でも、そのせいでぐっと体型がよく見えたり悪く見えたりするのです。
ましてそれがいくつも重なると、まったく異なるシルエットにもなりかねないんですね。

いろんなフラ雑誌とか見ても、ここまで五月蝿くシルエットに注文つけている教室はウチくらいなんじゃなかろうか(笑)。
でもそのこだわりがあるからこそ、パッと見では真似できない独自の美麗シルエットが実現するわけでして

うちのメンバーには絶対に美しいものを着ていただきたいのです。
見てる人が恥ずかしい格好なんてのは論外だけれども、着た人がありのままの姿よりさらに美しくなれるようじゃなければ衣装の意味はないと私は思います。

フラの場合、衣装やレイも曲の意味内容をあらわす重要なツールと言われています。
しかし私はハッキリ言いたい。衣装の第一の必須条件は美しいことです。
大前提に「装いとして綺麗」というのがあって、意味だのなんだのは第二第三の要素であります。
どんなに意味に合っていようと、素敵じゃなくちゃなにひとつ意味がないですよね。

だから我々は徹底してシルエットにこだわり、洋服屋さんの仕事はプロであると信用しているゆえに、敢えて五月蝿いことをお願いしているのです。

今回のドレスも、次回こそ理想が達せられると信じてまたまたまた一途に待つといたしましょう。(←柏手)

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