舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

オフシーズンの悲喜

2008-12-06 03:03:15 | 徒然話
ホンダが今季限りのF1撤退を発表しました

40年以上前の参戦以来、途中に休止期間をおきながらとはいえ長きに渡ってF1界で活躍してきた日本勢の撤退は、なんとも切ないものがありますな。
普段とりわけ日本チームびいきでない私でさえ寂しく思いますもの。

ホンダの撤退にはやはり昨今の金融危機が暗い影を落としているようですが、そうでなくてももともと売上の割に数百億円というF1への出費が厳しかったらしいです。
チームの新たな買い手も見つからず、あえなく撤退になってしまったのだとか。

むぅ~...来季からはあのホンダが出ないのね。いまひとつ実感がありません。
そりゃ確かに最近は入賞も少なくて、優勝にいたってはここ数年でたった1回らしいけど、日本でF1中継を見ると必ず取り上げられてたからねえ。
しかもよく考えたら来季の日本GPの開催地はホンダと同系列の鈴鹿サーキットじゃないですか。鈴鹿の皆さんも「信じられない」とおっしゃっているそうな。

そうかと思えばかつてホンダをクビになった佐藤琢磨さんは、トロロッソ(でしたっけ)のテスト走行に参加するとかしないとか。
あくまでテストドライバーとしてなのかもしれないけど、どうやら次の活躍地が見つかりそうですね。よかったよかった。

不安なのは向かうところ敵なし状態のハミルトン(マクラーレン)です。
彼が表紙になった「F1速報」総集編を見たらちょっと買う気失せた.......。
彼の勝ち方ときたら、なんだか2年ほど前のアロンソみたいじゃないか。私はアロンソ好きだったから良かったけど、あの頃のアロンソはまさに無敵状態で、このまんま順風満帆過ぎてもレースが面白くないし本人のためにも良くないんじゃ...と案じていたものです。
まさか名門マクラーレンに移籍してあんな目に遭うとは思いもよらなかったですからね当時は。最も不本意だったのはご本人だったでしょうけれど。

そんな彼が一年でマクラーレンを脱出し、古巣ルノーに戻ったのは私にとってとても嬉しかったです。
ただしルノーはもともとアロンソのテクニックに頼っていた状態でしたから、彼のいない一年のブランクは大きく、いかに彼の卓越した技術を以てしてもなかなか成果に結びつくことができませんでした。
そんなルノーも今季後半あたりから徐々に成績を伸ばしましたし、来季はもっと期待していいでしょうね。頼みます。
しかしまあ、フリー走行の成績なんか見るとやっぱり凄いのはアロンソなんですね。マシンではなく。だから、フェラーリ様とかマクラーレンに乗ってる人たちとアロンソを同条件のマシンに乗せたら断然アロンソが勝つと思います。
それをやらないからF1は楽しいんですけどね。性能的に劣ったマシンに乗ったドライバーが技術でもって優秀なマシンを負かしちゃうとかね。

そんな「優秀なマシン」であったところのフェラーリ様、今季はいったいどうしちゃったのでしょう!?
ピットからの誤発進(しかも2回)なんてアリエナ~イ。マシンの技術以前の問題では.....。天下のフェラーリ様が泣くわよ。
ともあれ二人の現ドライバーの契約はしばらく続くそうですから、今季のリベンジを期待するマッサといい、そんなマッサのために花を持たせっぱなしだったキミといい、どうか来季も頑張ってください。
目指すは打倒ハミルトン。(黒)

ブログランキング参加してみました。クリックして頂けると幸甚の至りです。